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【ピーンポーン】
無機質なチャイムの音が響く
柳田「はーい…Aちゃん…はいる?」
『…あの、さっきの返事なんですけど。』
柳田「…うん。わかってるよ。」
『え…』
柳田「Aちゃんが、俺のこと恋愛対象としてみてないこと。前まではその、ちょっと自信あったんだけどね?」
そう言って照れ臭そうに話す柳田さんはいつも通りの優しい眼差しを私に向けていた。
『…ごめんなさい。』涙
柳田「なんで、Aちゃんが泣いてんの!こっちが普通なくとこだよ??」
そう言って笑かしてくれる柳田さんの優しさが胸にしみて渡したは涙がもっと止まらなくなった。
柳田「有志だよね?」
『…』
柳田「幸せにね。」
『いえ、私は…』
そう言った私に対して何か勘付いたのか柳田さんは
柳田「…後悔しないようにね。いい?人生は一度きりしかないから。思いっきり生きないと。」
『…はい。』
でも私は。
幸せになんてなっちゃいけないから。
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柚葉 - あ、そうなんですね!すいません!そうですね!現実にあったらすごいですw (2019年11月10日 20時) (レス) id: 46509c50c0 (このIDを非表示/違反報告)
Mizuna(プロフ) - 現実になったら面白いですよね~っていう話ですから現実になって欲しいとは思ってませんが実際にあったら凄いですよね。 (2019年11月10日 20時) (レス) id: 30f1f4cb3e (このIDを非表示/違反報告)
柚葉 - すいません!Mizunaさん!訂正です。 (2019年11月10日 20時) (レス) id: 46509c50c0 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉 - Mizunoさん!コメントありがとうございます。えーと、それは現実になってほしいということで…? (2019年11月10日 20時) (レス) id: 46509c50c0 (このIDを非表示/違反報告)
Mizuna(プロフ) - きゃー! 現実にされたらもう諦めるしかないじゃないのよ〜笑 (2019年11月9日 21時) (レス) id: 30f1f4cb3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rara | 作成日時:2019年10月22日 21時