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どれくらい、その名前を見つめていただろうか。
ぼーっとしていたので、予想以上に時間が経っているかもしれない。
そう思い、踵を返して歩き出す。
もしカトルがこの世界にいるのなら。
非常に不本意だが、近いうちに‘あの人’に会って聞いてみよう。
別人だったとしても、今の居場所・・・・生死の確認くらいはできるだろう。
思考をまわしながら、生命の碑から数十歩離れたところで、足を止めた。
「・・・・なんで、ここに？」
「なんとなく、かな」
「・・・先帰って、って言ったと思うんですけど」
ため息と共にそう言うと、目の前の人物・・・キリトはその表情を変えずに言った。
「俺の勝手だろ」
「閃光様は送って差し上げたんですよね？」
「ああ」
女性を一人歩きさせない事に関しては文句のつけようもないが、そのまま宿に帰ればよかったのでは？
それとも、あれか？一応こっちも女扱いしてくれているって事か？
「ふはっ」
こんな事を考えてしまった自分に笑いがこみ上げる。
急に噴出したのを不思議そうに見ながら、キリトは口を開いた。
「帰ろう」
「え？あ、はい」
一言言って歩き出したキリトの背中を追う。
結局キリトは何の為に戻って来たのだろうか。
そう思い、視界の端の時計を見ると結構な時刻になっていた。
これは、迎えに来る訳だ。
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神代 - おもしろいです (2015年6月12日 21時) (
レス) id: 4007d28527 (このIDを非表示/違反報告)
菓豆(プロフ) - 卯蘭さん» お役に立ててなによりです。応援ありがとうございます！！ (2015年3月12日 21時) (レス) id: 70dd2b75b7 (このIDを非表示/違反報告)
卯蘭(プロフ) - それと、夢主ちゃんクールビューティーすぎて最っ高です！いつも見てます、応援してます！！((日本語ｴ (2015年3月12日 21時) (レス) id: 5ad3b9ae2e (このIDを非表示/違反報告)
卯蘭(プロフ) - 菓豆さん» 分かりました！ありがとうございます、検索してみます！！(ノ´∀｀*) (2015年3月12日 21時) (レス) id: 5ad3b9ae2e (このIDを非表示/違反報告)
菓豆(プロフ) - 桃さん» コメントありがとうございます。そして誉めていただいてありがとうございます!! (2015年3月12日 7時) (レス) id: edc29e4d3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菓豆 | 作成日時：2015年2月15日 14時
