第２４話 ページ26
Aside
なぜかわからないけど、無性にイラっとくるリヴァイのカップの持ち方。
「……毎回思うんだけど、リヴァイ、あんたそのカップの持ち方、なんとかならないわけ？」
「うるせえな、どう持とうが俺の勝手だろうが」
「あっ、やっと副兵長しゃべりましたね」
どこか嬉しそうに言うペトラ。
……私は、あまりしゃべるほうではない。
リヴァイは、自分じゃよくしゃべるって言ってるらしいけど。
「あ、あの……話戻しますけど、あいつとは……」
エレンがどこかおびえた様子で言う。
あいつって……あいつしかいないでしょ。
そう心の中でエレンに言ったとき。
扉のほうから何かがぶつかる音がした。
その衝撃で、扉の鍵が締まり、あわててペトラが外しに行く。
そこにいたのは、痛そうにおでこを抑えるハンジ。
出た。あいつが。
「こんばんは〜……リヴァイ班の皆さん。お城の住み心地はどうかな？」
「……早かったな」
「いてもたってもいられないよ！」
リヴァイの問いかけにそう答え、エレンのほうに少し早歩きで歩み寄るハンジ。
「ハンジ分隊長……？」
「おまたせ、エレン。私は今、町でとらえた二体の巨人の生態調査を担当しているんだけど、明日の実験には、エレンにも協力してもらいたい。その許可をもらいにきた」
……ハンジの実験。
思っただけで嫌になる。
エレンが、「俺が何を……？」と聞くと、ハンジは「さいっこうにたぎるやつをだよ！」としか答えなかった。
「あ、あの……許可については自分では下せません。自分の権限をもっているのは、自分ではないので」
エレンのその言葉を聞いて、エレンは本当にしっかり者なんだと思った。
その辺はリヴァイと変わりない。
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あお - ザックレー総統に管理を聞かれたリヴァイ兵長ですが、問題はむしろその中間がないことにある。と続けています。習慣だと怖いことになりますよ。 (2023年3月2日 4時) (
レス) @page15 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 17話に誤字がありました。「信用されたいない」ではなく、「信用されていない」です。 (2018年9月9日 9時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃーねこ | 作成日時：2018年3月12日 17時
