第２話 ページ3
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壁外へと出発するため、壁の入り口が鈍い音を立てて開いていく。
徐々に外の景色が見えてくる中、ハンジが言った。
「あの外に……巨人たちが……」
その言葉は、恐怖や緊張というよりも、どこかワクワクしているようだった。
「今回はどんな巨人に会えるかなあ！？奇行種なんかいたりしたら、もうさいっこうなんだけどなあー！」
目をキラキラさせて言うハンジ。それをみたリヴァイが、
「奇行種ならここに一匹いるがな」
と低い声で答えた。
「え！？どこ！？」
ハンジはキョロキョロして辺りを見回す。そこにリヴァイがハンジの頭に手をのせてこちらを向かせ、さらに顔を近づけた。
「……ここだ」
と、一言言って。
その時、
「……はあ」
後ろから聞こえるため息。
ハンジが後ろを振り向くと、二人をジト目で見るAがいた。
「なーに、A。そんな冷たい目で私たちを見つめちゃって」
「おい、俺を巻き込むんじゃねえ」
「私たち」と言われたことに腹を立てるリヴァイ。それを見たAはさらにため息をついた。
「………ハンジは、相変わらずだなあと思って」
「え？」
「普通、自ら奇行種を求めたりなんてしないと思うんだけど」
「いやいや、巨人、特に奇行種にはわからないことがたーくさんあるからねえ。はあー、考えるだけでワクワクしてくるよ！」
「………」
ハンジに向けられる、２つの冷たい視線。
そんなことに気づく様子もなく、壁の入り口は開き、調査兵団は前進した。
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あお - ザックレー総統に管理を聞かれたリヴァイ兵長ですが、問題はむしろその中間がないことにある。と続けています。習慣だと怖いことになりますよ。 (2023年3月2日 4時) (
レス) @page15 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 17話に誤字がありました。「信用されたいない」ではなく、「信用されていない」です。 (2018年9月9日 9時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃーねこ | 作成日時：2018年3月12日 17時
