＊1話「弾む歩み」 ページ3
シャッと勢いよくカーテンを開けると
目が眩むほどの日光が差し込んできた。
「うー、いい天気だあー」
ずっと前にクリーニングに出した制服は少し固い。
ぐるぐると肩を回してほぐしていると、
「A、時間いいのかー？」
「え！！ あ、やばいっ」
下から聞こえてきた父の声に慌てて時計を見ると
7時をさしていた。
朝練には出なくていーよと言われているから、こんなに早くいく必要ないんだけど
やっぱり久しぶりだし顔くらいは出したい……。
リュックと小物類を鷲掴みし、階段をかけおりる。
転ぶなよーという間延びした父の声なんて聞こえない。
別に滑ってないし。踏み外しそうになってなんかないし。
「いってきまーす」
いってらっしゃい、という声を背中で聞いて
ドアを閉める。
木々の隙間川こぼれる朝日を感じながら
神社に続く階段を勢いよく降りていく。
ドキドキと何年も忘れていた胸の高なり、
自然と弾む息。
どんな子たちだろうか……。
孝先輩たちが言うには元気で明るい子たちみたいだけど。
あ、でも、クールな子もいるんだっけ？
「ま、会えばわかるよね」
タンッと最後の段を降り終え、
乱れたスカートを直して学校へ向かう。
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星蛍(プロフ) - 麗さん» そうですね！！ 今、そういった誤字脱字とかを修正しているところです。読みにくいし、この人誰？！っていうのもあるかもですが、何卒ご了承ください。すみません。 (2020年11月12日 8時) (
レス) id: 3b9001af19 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 44ページ 「お、俺が呼んでたのにぃ！！」 の 呼んでた は 読んでた ではないのでしょうか？話の流れ的にそうかなと思ったのですが (2020年11月11日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
☆慧琉☆@スガさん愛しすぎてﾀﾋぬ←w(プロフ) - 誤字…ノヤっさん→ノッヤさん、潔子さん→清子さん (2016年7月5日 19時) (レス) id: 2223b2c821 (このIDを非表示/違反報告)
星蛍(プロフ) - 抹茶アイスサンドさん» よくよく考えたらどんだけ手が薄いんだって話になりますね！！ありがとうございます (2016年4月2日 11時) (レス) id: 60a59e3ad2 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶アイスサンド - ３２話の厚さ約５mmではなく、約２cmだと思います。 (2016年4月2日 10時) (レス) id: 0e8f4b9561 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星蛍 | 作成日時：2014年8月5日 13時
