太陽の当たる場所 7

Mission of Love 20 side 2 ページ32

Aがお肉を食べてる顔。

『大好き』って言ってくれた時の顔。

どっちも最高に可愛くて。

本当にAが好きだな、って
改めて思う。



いまも温泉に浸かって
お盆をうまいこと浮かべて2人でお酒を飲む。



夜になるとさすがに少し寒くて
お酒を飲んでもいい感じに顔が冷やされて。

日本酒自体もさすが米どころ。
めっちゃ美味しい。



夕飯の時に冷やしておいた日本酒はそもそもAのオススメの日本酒で

「おいしー」

口当たりが良くてめちゃくちゃ美味しい。



「飲みすぎないでよ、ここで潰れてもどうにも出来ないんだから」

「えー、ベッドまで運んでよ」

「無理だよっ」



Aに注意されてもウザ絡みしたくなるくらい
甘ったるい時間。



いま俺とAの間には
お盆があった。

その距離すらもどかしく感じちゃう。



「あー、贅沢だなー」

Aが呟く。



「美味しいもの食べて、温泉入って、お酒飲んで、近くにニカがいて」

Aが俺の方を見て嬉しそうに笑うから。
もう止められなくて。



お盆を持って一度温泉から出すと
Aの後ろに回って抱き締めた。



「そーだね、贅沢だね」

Aの方に屈みこんでキスをすると
Aは嫌がらずに応えてくれて。



チュッ、て音を立てて離れた後、
もう1回重ねた時に舌でAの唇に触れたら
Aが唇を開いてくれたからそのまま舌を入れるとAも返してくれて。

胸を触ると

「…んっ」

声が漏れてそれで一気に昂るから多分Aのお尻に当たっちゃう。



「…最高に、気持ちいい」

Aの耳元で囁くと

「……っ」

ビクッてなって俺にしがみつくように抱きついてきて。



「声、我慢出来る？」

Aの足の間に手を伸ばすと

「…無理、だと、思う」

答えるAの割れ目は濡れていて。



「でもココはもうバッチリだよね？」

指を割れ目に往復させてみると

「…っん、……んっ…」

手で口を抑えてAが一生懸命声を抑えてる。



「少しなら声出してもへーきだよ？」

他の部屋と離れてるし。
散歩する人とかが居なければ
ここまで誰も来ないだろうし。

「…や、ん、でもぉ…」

声が既に蕩けてるAがめちゃくちゃ可愛い。



もう止まらない。



Aから漏れる声をキスで塞いで
いっぱい感じてもらって。

息を吸う為に一度唇を離した時の



「あ、ニカぁっ…」



切羽詰まった声のAがヤバくて。



ほろ酔いなのもあって
2人でめちゃくちゃ感じ合った。

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