夢の途中 2 ページ4
飲み会も解散になって
帰る時。
今日はオーナーが全部ご馳走してくれた。
「「「ご馳走様でした！」」」
「おー！明日から頼むぞー！」
お酒も入ってるしオーナーもご機嫌。
本来なら私たちが見送るのに
自分たちが見送るって言って聞かない。
服部先輩のタクシーも見送る。
そして
「A」
叔父さんに声を掛けられる。
「これ余ったから明日食べな」
叔父さんが汁が漏れないタッパーを持たせてくれる。
「いつもありがと」
「今度ゆっくり食いに来いよ。お前の好きな豚の角煮作るから」
やったね。
角煮食べたいな。
「うんっ！来週の休みに来るよ」
「おっ！了解っ！」
持たせてくれたタッパーをリュックに入れると
「お、A。俺が持つぞ」
「お願いします」
田原先輩がリュックを背負ってくれる。
「じゃあまた明日よろしくお願いします」
エンジンを掛けてオーナーたちに声を掛ける。
「おー！また明日な」
「気をつけてねー」
田原先輩を後ろに乗せてバイクを走らせる。
「A」
しばらく走った時に田原先輩に声を掛けられる。
「はい」
「秋になったらツーリング仲間と芦ノ湖まで紅葉見に行こうって言ってるんだけど」
「いいですね」
「Aも行かない？」
ツーリングか。
ってことはどっかに集合してみんなで行って
みんなでごはん食べたりするんですよね。
「私、そんなに早くないですし団体行動苦手ですけど」
「あははは、みんなそんなムキになって走らないし団体行動ほとんど無いから」
田原先輩は笑うけど。
せっかくバイク乗るのに
気を遣って走るのも嫌だな。
「タイミングが合えば」
「ん、じゃあ近くなったら声かけるな」
田原先輩は言ってくれてるけど。
声かけてくれなくていいんだけどな。
田原先輩の家に着くと
持っててくれた荷物を受け取る。
「ありがとな」
「いえ、こちらこそ荷物ありがとうございます」
「お茶でも飲んでく？」
「いいえ、おかまいなく」
明日も仕事だし早く帰らないと。
「そっか、じゃあな」
「おやすみなさい」
挨拶をして家に帰る。
まだ夏で空気が生暖かい。
気持ち悪いなー。
家に着くと汗がベトベトするから
出来るだけ床に足をつけずにバスルームに飛び込む。
少し熱めのお湯にして
ザッとシャワーを浴びてようやく顔の汚れが取れた。
こんな酷い顔の女
最悪だよな。
だから彼氏も出来ない。
いらないけど。
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shizu(プロフ) - 深雪さん» コメント気づいてませんでした！ごめんなさい！！ 全メンバー目標ですヽ(*´∀｀)ノ (2020年5月8日 22時) (
レス) id: 9bf290c5ee (このIDを非表示/違反報告)
深雪(プロフ) - ニカちゃんがニカちゃんらしくて最高です。あの、もしかして全メンバー分書いてくださるのでしょうか？期待しちゃっていいのでしょうか。 (2020年5月5日 23時) (レス) id: a8c1d7b9de (このIDを非表示/違反報告)
shizu(プロフ) - もち？太郎さん» ニカちゃん思いついちゃって全部終わってないのに先に始めちゃいました(笑)どこかでこのアカウントでもコメントいただいてますよー！少しずつ更新します(〃▽〃) (2020年4月18日 16時) (レス) id: 9bf290c5ee (このIDを非表示/違反報告)
もち？太郎(プロフ) - こんにちはshizuさん！！このアカウントだと多分初コメなんではじめまして！つ、、、ついにですか！？千ちゃんが先かと思ってました！あの、、、めちゃくちゃ楽しみです、、 (2020年4月16日 11時) (レス) id: 3f59dac3ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shizu
| 作成日時：2020年4月16日 8時
