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ないしょとヒミツ 27 ki ページ29

タマと会った後
すぐに小林ちゃんが
宮田を乗せて迎えに来てくれる。

Aの迎えじゃないから
俺が先だったみたいでタマはいない。



「はよ」

「にゃーす」「おはようございます」



今日の俺のスケジュールを確認してくれてる小林ちゃんと
確認が終わる前にタマを拾う場所に着く。



「え!近っ!」

宮田は初めてだったみたいでめちゃくちゃ驚いてる。



「はよーん」

「はよ」「にゃーす」「おはようございます」



タマが乗ってきて俺の隣に座る。



「すごい近いね」

宮田が言うと

「いまだけミツとご近所さんだよねー」

「だな」

俺とタマが答える。



「そりゃAちゃんがタマのマネージャー兼ねるわけだよ。しかも同じマンションでしょ?」

「そー。色々超便利。塩やコショーも借りれる」

「あははははは、すぐ近くにコンビニあるじゃん!」

宮田が笑ってて。



「えー!じゃあ今度タマんちでAちゃんも誘って遊ぼうよー」

「遊ばねーし」

「いいじゃん。ゲームあるじゃんタマんち」

「中学生かよ」

ニコニコしてる宮田に塩対応のタマ。



そしてその流れで

「あ、でも工事延びるからあと1ヶ月はここだよ」

なんてタマが言う。



へー。そうなんだ。



…ん?



「え!」「そなの?」「そうなんですか!?」

普通に報告するから一瞬理解に時間がかかったけどタマの言葉に全員が反応する。



「うん、さっき業者さんに言われて武田ちゃんに報告したとこ」

「へー!じゃあしばらくまたキタミツと一緒なんだね」

「映画以外は杉山ちゃんが戻るまでだけどね」

なんて言ってタマは俺を見ると

「もうしばらくよろしくね」

って笑う。



「…おう」



それよりさっきの何だよ、って聞きたいけと聞ける雰囲気じゃねーし
タマがなんか元気ないから聞きにくくて。



それにしてもまたAと2人の時間減るんだ、って思ったら
なんか寂しくなって。

公私混同しちゃいけねーけど今思えば2人だけでの移動時間も貴重だったなって思って
それがなくなるの嫌だな、って思ってたらスマホが震える。



A色々ありがとう。
嬉しかった。




ついにLINEも敬語じゃなくなる。
つーか寝てろよーLINEいらねーって言っただろーが。



タマと宮田が話してるかそのまましばらくAとやり取りしてた。



焼鳥食いたいのか。

Aと行った焼鳥屋のやつ買って帰ろ。



1人でニヤけちゃって
ミラー越しに小林ちゃんが見て驚いてる。

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shizu(プロフ) - haru070917さん» コメントありがとうございます!最近更新頻度落ちてますが細々続けますのでまた是非読みに来てください (2019年9月12日 22時) (レス) id: 9bf290c5ee (このIDを非表示/違反報告)
haru070917(プロフ) - とても面白いです。みっくんとても可愛くてかっこ良く書けてますよ、続き待ってます。 (2019年8月30日 10時) (レス) id: 6044a23124 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:shizu | 作成日時:2019年8月18日 21時

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