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仕返し ページ10

テーブルが低いわけではないのに目の高さまであるストロベリースペシャル。

久能の石垣いちごの章姫がめっちゃ乗ってて、濃厚な生クリームがトッピング。
中に濃厚なバニラアイスとミルク多めのいちごアイスが入ってる。
下の方にはさらにいちごとヨーグルト。

これが美味しくないわけがない!!!!


目を輝かせる俺に
失笑なアコとマネージャー。


「…幸せそうだね、太輔」

「おう!」


話しかけてきたアコに間髪入れず返事をすると、アコがふっと目を細める。


「いただきまーーす!」


俺は丁寧に手を合わせてまずいちごを食べる。

甘酸っぱい香りが口の中に広がる。


「あーーーヤバい。うまい」


悶える俺にマネージャーは苦笑い。

「そこまで幸せそうだと食べてみたい気はするけど、多分食べ切れないんだよなー」

「…一口もあげないからな」

「そんな顔されてたら欲しいなんて言えねーよ」

俺がジロっと睨んでパフェ抱えるとマネージャーは顔をしかめて言う。


「私のどうぞー。いちごもアイスもめっちゃ美味しいんですよ!」

アコがパフェをマネージャーに差し出す。

「いいんですか?」

「どーぞどーぞ、私は1つだと実は多いんで」


嘘つけ、いつも食いきってるだろーが。

と思ったが言って一悶着するのも面倒だ。
それよりパフェだ。


アコからパフェスプーンを受け取りいちごを食べる。

「…美味しいな」

「でしょーーー、バニラアイスもいちごアイスも美味しいんですよー」

と、さらに勧める。


2人で仲良く食べているところに、
意地悪を言うマネージャーと嘘をつくアコに仕返しをする。


「…間接キスだな」

2人を見ずに、でもハッキリ言う。


「…え?」

みるみる赤くなるマネージャー。

「…ごめんなさい、私気づかなくて!つい太輔と一緒だから同級生のノリでつい!!!」

時間差で気付いて慌てるアコ。

「あ、いや、俺は気にしないんで!!…あ!気にしないって言うのは変な意味じゃなくて!!」

無駄に慌てるマネージャー。
フォローしたいんだか何なのかよくわかんなくなってる。


…ふん、2人とも勝手に慌ててろー。

…おや?→←ご対面



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作者名:shizu | 作成日時:2018年10月5日 4時

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