【○魂】＿求められるのなら＿『男主』

五戦 ページ7

貴方「鳳仙。ちょっと出かけてくる」


鳳仙「地上にか？」


貴方「それ以外にどこがあるってんだ」


鳳仙「いってもよいが早めに帰って来い」


貴方「はーい」


俺が吉原に来たとき、鳳仙の命を言われたときにつけた条件がある
俺の頼みも聞け


という一つの条件だ
どこか強引さがあるが鳳仙はいいといっていたから大丈夫だろう


貴方「久々の地上は空気が美味しいね」


味なんてしらんけど


昨日の客は身体に負担がかかるようなやり方だったからすこし腰が痛い
この仕事も楽ではないのだ


沖田「！兄貴ィ！」


貴方「総悟？！どした」


俺を見つけると抱きついてきた総悟の背中に手を回す
どうも俺は人になつかれやすい。自分で言うのもアレだけど


沖田「スンスン)」


貴方「；？」


沖田「兄貴昨日やりやしたね？」


貴方「あ、んまあ。それが仕事だから」


沖田「気にいらねえ」


貴方「なにが気に入らないんだ？俺が出来ることならなんでもする。」


大切な人たちが俺から離れていくのは嫌だ
だから俺は相手の機嫌取り。自分が後悔しないようにする


沖田「俺とやりやしょう」


貴方「ああ」


たとえそれがどんなことであろうと俺はあのときみたいな後悔はしないようにしている



沖田「あ、にきぃ・・・ぁ」


貴方「総悟・・・」


沖田「だ、いすきでさあ」


貴方「俺も」


身体を重ねあい存在を確かめる

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