俺のとこにおいで 2 【灰谷蘭】

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「え、マジでいたこと無かったの？」



『まぁ、はい…』









なんて。そんなに人の彼氏いない事情聞いて嬉しいですか？そうですか。

まぁ貴方たちは顔がいいですもんね…！！！！






なんでやけくそに心で思ってると



















「え、じゃあ初めてもまだってこと？」



「…うわ、めっちゃいいじゃん。」



「俺が貰ってやらぁ！！！」






『……ココさ＿＿「おう、来い。」…』













…身の危険を感じました。


あれ皆さんまだお酒入ってませんよね？？なんか危なくなってない？？






なんて思ったら、ココさん助けてくれました。

ありがとう救世主…なんならこれからも頼みたい…
なんて思いながら心の中で土下座しました










良かった助かった。なんて思ってると、






















「え、じゃあキスもオレが初めて？」



「「…は？」」









…爆弾投下しました蘭さん。

それはちょっと言っちゃダメなのでは、なんて思ってると















「灰谷お前ッ！！！！！！！」



「いつかやらかすと思ってたよ兄貴。」



「ごめんなこんな奴で」




「お前ら表出ろぶっころす」








皆で蘭さんを貶したかと思えば、蘭さんもキレた。


まぁわたしは何も出来るはずもなく、
ただ置かれたお酒を飲みながらその光景を見てると


















「んーじゃあ、オレともだなぁ♡」








なんていつの間にかその乱闘から抜け出た

お酒のせいか少し頬が赤い三途さんが横にいた。







…いつの間にいたの？？？？？？

















なんて思ってたら腰を抱き寄せられ
頬に手を置かれた私は逃げ場なし。




あれ、危険迫るの早くないですか！！













『、ぁ…』









そして綺麗なお顔がちかくにあって私もキャパオーバー。



ふたりで顔が赤くなってるじゃんね？？？
なんて呑気に思ってる暇もなく。













何も抵抗できずにいると、



ココさんが三途さんの頭をガツンと殴り、
いち早く察して助けてくれました。











…ほんとココさん頭あがりません。




ココさん“ッ！！！！なんて泣きつきました。










おーおー。なんて頭を撫でてくれるココさんは、
この中で一番安心出来る男だと証明します。

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