6バトル ページ7
十愛「ごっ、ごめんなさい!仕事に集中したくて病院行かなかったの・・・」
一郎「ったく!倒れたら仕事とか言ってる場合じゃねーんだぞ!?」
十愛「でも、、、」
一郎「でもじゃねー!!」
十愛「うっ、、、ごめんなさい」
寂雷「本当だよ?君の場合は酷くなったら数ヶ月目を覚まさないこともあるんだからね、一郎くん達と再会した時のように」
十愛「わかってるつもりではいるんですけど、、、」
そう、私は一郎達が萬屋ヤマダを設立当時家にはいなかった
20歳の時に施設から追い出された私は家もなくお金もなくその上親が8桁の借金をしていたためシンジュクで夜の仕事をし始めた
シンジュクのできるだけ安いマンションに住み、できる限りの時間を仕事に詰め込んだ
幸いのことに私は1年もしたらNo.1までお客さんが持ち上げてくれてその給料を半分一郎たちの為にと施設に送り半分を借金返済に回した
そんな生活を3年繰り返した時だった
夜の仕事をしている割にはお酒は弱い
さらに体が弱い
それなのに朝から昼はバイト
夜はキャバクラという仕事をしていた為とうとう倒れてしまっていた
結果的に私は1年弱眠り込んでいたようだった
私が目が覚める日のことだった
一郎達が萬屋ヤマダを安定しはじめ幸か不幸か4ディビジョンのメンバーが揃った時
寂雷「一郎くん、山田十愛という女性のことを知っているかい?」
寂雷の言葉にBuster Bros!!!の3人は反応した
一郎「寂雷さん、どうしてその名前を?」
寂雷「知っているのかい?」
二郎「あ、いや・・・」
三郎「・・・・僕らの姉ですよ」
重苦しい沈黙の後にボソッと三郎が呟いた
「えぇー?センセイ、十愛のこと知ってんすか?」
その場を壊すような口振りで歩いてくるのはシンジュクのNo.1ホスト伊弉冉一二三だ
寂雷「一二三くんも彼女のことを知ってるのかい?」
一二三「知ってるもなにも十愛は○○って所のNo.1ホステスっすよ、可愛い子であのオッドアイも人気で、、、あー、確かに一郎君たちもオッドアイだからそっかー!家族か!」
その言葉に山田三兄弟は息を詰まらせた
二郎「っあいつ!俺らを捨てたくせにそんなところで働きやがって!!」
怒りをあらわに出す二郎に一二三は言った
一二三「いんや、確かにホステスで働いてたけどそれは施設にいる弟たちの為と親の借金返すためって言ってたけど?」
寂雷「借金?」
一二三「そうっす!聞いたところでは8桁の借金の連帯保証人にさせていたとか」
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七姉(プロフ) - すごく面白いです!ドっっはまり中です!これからも楽しみにしてます! (2021年9月24日 20時) (レス) @page9 id: eb73e0a900 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!最新楽しみにしてます!頑張ってください応援してます! (2021年8月12日 21時) (レス) id: c60d1290f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天香 | 作成日時:2021年2月6日 22時