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5バトル ページ6

来栖「そうなんですか、今日は予定通りに行けば13:00に終わると思うのでそこから向かいますね。
着きそうになり次第連絡をしますね」

一郎「どうもっす」

来栖「いえいえ」

十愛「じゃぁ、行ってきます!」

一郎「あぁ、行ってらっしゃい」

十愛はニコニコと嬉しそうに笑って出て行った
一郎はそれを見てとても安心した

少しずつだけど元気になっている
それが一郎・・・いや3兄弟にとっては一番嬉しいことだった

一郎「っさてと、皿洗って俺も仕事すっか」

再びキッチンに戻っていく







カメラマン「はーい、十愛ちゃんいい笑顔だね〜OK!今日の撮影は終わりお疲れ様〜」

十愛「お疲れ様でした!」

スタッフにある程度挨拶をしてから
後にした

来栖「さてと、シンジュクに行きましょうか」

十愛「はい、お願いします」

マネージャーの車に乗って撮影場所からだんだんとシンジュクの景色に変わっていき
前に大きな病院が見えてきた

十愛「来栖さん、ありがとうございました」

来栖「お疲れ様でした」

バタンと閉めて病院内を歩くと
一郎が立っていた

一郎「お疲れ十愛」

十愛「来てくれてありがとう、一郎」

一郎「寂雷さんがもう待ってるぞ」

十愛「そうなの」

二人で肩を並べて歩いて行くと
診察室の前について

ノックを小さくすると

「はい」

と低い落ち着いた声が聞こえてくる

一郎「寂雷さん、俺です」

「あぁ、一郎くんかい?どうぞ」

ガラガラと開けると
十愛と同じくらいの髪の長さを持つ高身長の男性が座っていた

十愛「お久しぶりです、寂雷さん」

寂雷「あぁ、久しぶりだね十愛さん。最近の様子はどうかな?」

十愛「えっと・・・元気ですよ?」

寂雷は十愛の目をジッと見つめるがキョロキョロと十愛の瞳は揺れていた

寂雷「・・・一郎くん、最近の様子はどうだい?」

一郎「最近は仕事が忙しいせいか睡眠不純が続いている見たいっす、後は昨日は仕事後に呼吸が苦しかったみたいっすね」

十愛「はぁ!?一郎なんでそれ知って・・・」

一郎「俺ら、来栖さんと繋がってるから」

十愛「うっ・・・そうだった」

寂雷「最近はあまり体調がよくないみたいだね・・・ダメだよ十愛さん病院にも定期的に来てもらわないと」

一郎「え、寂雷さん先週来たんじゃ・・・」

寂雷「ん?何のことだい今月は今回が初めてだよ」

寂雷のその言葉に十愛はグキッという顔をして
一郎からはだんだんと怒りの表情が漏れていて目が笑っていなかった

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七姉(プロフ) - すごく面白いです!ドっっはまり中です!これからも楽しみにしてます! (2021年9月24日 20時) (レス) @page9 id: eb73e0a900 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!最新楽しみにしてます!頑張ってください応援してます! (2021年8月12日 21時) (レス) id: c60d1290f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天香 | 作成日時:2021年2月6日 22時

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