10バトル ページ11
十愛「駄目よ〜一郎、来栖さんに迷惑はかけたくないもの」
寂雷「しかし今あまりデータもよくありません。これ以上結果が悪くなるとまた入院なんてことも考えなくてはいけなくなりますよ」
十愛「うっ、そ、それだけは勘弁してください」
寂雷さんの言葉に十愛は明らかに嫌な顔をする
もともと十愛は体調が悪くてもあまり病院に行きたがらない。それなのに入院となると病院に何日もいないといけないと言うのは逆に十愛にとってストレスになってしまうのかもしれない、だからこそ寂雷さんもギリギリまで入院という選択をしないのだろう。
一郎「じゃぁ、長時間での外での仕事はならべくもってこないようにお願いするあと仕事でてっぺん超えないようにスケジュール調整を再度行ってもらう。それでどうだ?これ以上の妥協はできない」
十愛「…わかった。」
最初十愛はそれでも反論しようと俺を見上げていたが俺が一歩も引かないという姿勢を見せたからか十愛は少しシュンとした様子でしぶしぶ了承をした。
寂雷「お薬はいつもと同じのを出しておきます。薬がなくなりそうになったら必ず来てくださいね」
十愛「あの…ちなみにお薬代は」
寂雷「大丈夫ですよ、私の口利きで少しですが値引きをしてもらえるでしょう」
寂雷さんは十愛がお金のことを気にするのをわかっているから薬剤科と連結して少し寂雷さんの負担にしているようで値引きしてもらっている。それは十愛が知らない俺と寂雷さんだけの話。
俺が負担してても明細見られたらばれちまうからな
十愛「ありがとうございます」
一郎「寂雷さん、いつもありがとうございます」
寂雷「いえいえ、これくらいは当然のことですから。…あと十愛さんそのピアスはもしかして」
十愛「あ、やっぱり気づいちゃいますか?これは、らむ君の所のピアスなんですよ。この前、お仕事で一緒になってその時にもらったんです」
改めてみると十愛の耳に輝いているピアスはこの前乱数の店で新作として出た商品の1つだった
乱数とあまりかかわりはないと思っていたがファッションデザイナーだからモデルと関わることもあるなと後々思った
寂雷「十愛さんは、飴村君と仲がいいのですか?」
十愛「いえ、仕事でしかあったことないですけど…どうして?」
寂雷「…いいえ、私は飴村君に対してあまりいい感情を持っていないもので。私情を挟んで申し訳ないです」
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←9バトル
47人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
七姉(プロフ) - すごく面白いです!ドっっはまり中です!これからも楽しみにしてます! (2021年9月24日 20時) (レス) @page9 id: eb73e0a900 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!最新楽しみにしてます!頑張ってください応援してます! (2021年8月12日 21時) (レス) id: c60d1290f4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:天香 | 作成日時:2021年2月6日 22時