検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:9,521 hit

2_7 ページ27

薇愛菟視点



あの緑髪の男性。


どうして私をAと呼んでいたのでしょうか。

?「A〜!」

薇愛菟「くっ……」

先程と同じ声。

あの男性にとって、私は何だったのでしょうか。


頭が痛い。

割れるようだ。


数日後

今、ヨコハマに来ている。

入間銃兎と言う人に用事があるんですが…

薇愛菟「ここはどこでしょうか…」

何故か山で迷ってしまいました。

薇愛菟「お腹空いてきましたね…」

?「ならば小官の飯を食べるといい。」

薇愛菟「おや?貴方は?」

理鶯「小官は毒島メイソン理鶯。
気軽に理鶯と呼んでくれ。」

薇愛菟「わかりました。理鶯。
それでは、有難く頂きます。」

理鶯「嗚呼。着いてくるといい」




薇愛菟「おぉ……すごく変わった食材ですね…」

理鶯「あぁ。今日はかえるの丸焼きに塩をまぶした物、そして
木の実を煮込んだスープに雉を入れた物だ」

薇愛菟「大変興味深い味です…」

理鶯「冷めないうちに食べるといい。」

薇愛菟「いただきます。」




美味しい。


すごく。


薇愛菟?「これっ…めっちゃ美味いわ!
兄ちゃん、天才やな!」

理鶯「」

あ、理鶯、固まってしまいました。

薇愛菟「えっと…理鶯?」

理鶯「っ…すまない。薇愛菟が先程とは違う口調だったのでな。」

薇愛菟「すみません…たまに何故か出てしまうんです…」

理鶯「小官は先程の薇愛菟の口調も可愛らしいと思う。
自信を持て。」

薇愛菟「ありがとうございます…」

?「理鶯さ〜ん!」

後ろの茂みから青い?藍色?お母様と似た髪色の男性が出てきた。

?「お!今日は客がいんのか?
うめぇだろ!理鶯さんの飯は!」

薇愛菟「はい。とても美味しいです。
ところで貴方のお名前は?」

帝統「帝統!有栖川帝統だ!よろしくな!」

有栖川…どこかで聞き覚えが…

薇愛菟「私は東方天薇愛菟と申します。
気軽に薇愛菟と呼んでください。」

帝統「おう!よろしくな!薇愛菟!(東方天……やっぱり…)」

2_8→←2_6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

な茶丸(プロフ) - まいタブレット帰ってきたで…!うへへへ((殴 (2020年12月12日 0時) (レス) id: 065acc79ea (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:な茶丸 | 作成日時:2020年12月9日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。