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薇愛菟視点

薇愛菟「んぁ?」

いつの間に着いていたようです。







着いたは良いものの、どこに行きましょうか。


薇愛菟「ふむ……これがピンチ?というものですかね…?」

?「あっ?なんでAがこんな所にいるんや?」

振り返るとオールバックの美人って感じの眼鏡をかけた男性。

?「簓が心配してたで?行かなくてええのか?」

薇愛菟「簓。あの人は簓と言う人なんですね。」

?「ん?何言ってるんや?頭打ったか?」

薇愛菟「申し遅れました。
私、東方天薇愛菟と申します。以後お見知りおきを」

?「あっ…俺は躑躅森盧笙です…って、騙されるかぁ!

何言っとんねん自分!髪色とかは違うけどまんまAやないかい!
俺をからかわんといて!ったく…誰に似たんだか…」

薇愛菟「ですから、私は東方天薇愛菟です。
A?と言う少女は存じません。」

盧笙「はぁ?今簓呼んだるから!はよ帰り!」

薇愛菟「私の帰る場所は中央区です。

私の親は東方天乙統女ですよ。」

盧笙「マジ?」

薇愛菟「マジ です。」






只今、盧笙さんの家に上がらせてもらっています。

盧笙「プリン食うか?」

薇愛菟「プリン…とは?」

盧笙「えっ知らんの?プリン。」

目の前に出されたプリン?はプルプルしていて、
美味しそうだ。


薇愛菟「今までの食事は健康にとても良いものでしたから…デザートも果物でしたよ。」

盧笙「ホンマかいな…
ま!食うてみ!美味いから!」

パクっ…


これだけ。



その場には、これだけの音と、薇愛菟がプリンを食べる音がするだけ。





薇愛菟?「うっまあーーーーい!!
プリン!めっちゃ美味いわ!ろしょさんも食べるか?!」

盧笙「」

あ、やってしまった。


どうしてこうも人の前で出るのだろう。

盧笙「A…」

A。





この人にとっても、あの緑の髪の人にとっても、Aは何だったのだろう。



?「ろしょー!邪魔すんでー!」


頭が痛くなる声。

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な茶丸(プロフ) - まいタブレット帰ってきたで…!うへへへ((殴 (2020年12月12日 0時) (レス) id: 065acc79ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:な茶丸 | 作成日時:2020年12月9日 19時

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