【ヒプマイ】無痛のアイ情【神宮寺寂雷】【男主】

無痛28 ページ29

side観音坂独歩

独歩「「はい、こちら神宮寺寂雷の携帯です…」」

「「……………。」」

独歩「「あ、あの………」」

話さない相手

携帯の画面に、名前表記じゃなく

「公衆電話」と書いていたから少し警戒はしている

でも…先生の電話番号を知っている人なんて、一体誰が…


「「……………独歩、さん？」」

独歩「「！！A、か？」」

「「…………そう」」

相手は黒金A。

…あぁ、居候してるから電話番号知ってたのか…

なら安心だ…



……じゃなくて！

逆にAから電話があるってことは何か問題でも起きたのか…！？

「「………独歩さん………、先生は…？」」

独歩「「あ、あぁ。

先生は今取り込み中だよ

何かあったのか？」」

「「…………3日。」」

独歩「「え…？」」

「「3日帰れないって伝えて。」」

独歩「「待て…！それってどういう事…！！」」




ｽｯ…


寂雷「「お電話変わりました、神宮寺です。」」

突然、携帯が俺の手から離れた

「「…！！………」」

「「………独歩さんに、変われ…。」」

寂雷「「……A君？

何かあったのかな？」」

「「…………」」

寂雷「………。」

寂雷「独歩君、A君の話を聞いてあげてくれるかな？

私だと話してくれないようでね…」

独歩「は、はい！」


先生には話せない…？

益々怪しい。

とりあえず携帯を受け取りAの声が聞こえるのを待った。

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