【ヒプマイ】中王区の天然党員【中王区】【女主】

41.変身 ページ42

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合歓「…とりあえず、Aはその格好をどうにかしないと…。

……。

入間銃兎、部下共の見張りをしておけ。

動きがあればすぐAの通信機に連絡を入れろ。」

入間「えっと…？」

合歓「Aを借りる。」

「ん？」

合歓「行きましょうA。」

「ど、どこに？」

合歓「化粧室ですよ！

そんな格好で調査できません！」

「化粧…！？この場で過ごすだけでそこまでするのか！？」

合歓「服装も！

念の為、乙統女さんから頂いて正解でした…。」


ぎゅっと私の腕を掴んで離さない合歓ちゃん。

私は化粧しないといけないのか？





いや…普通に嫌なんだが…。



時々、社交的な場で礼儀としてすることはあった。


けど、ここ賭場だぞ…？


「ね、合歓ちゃん…やっぱり私は…。」

合歓「何か言いました？A」

「な、なんでもない…。


悪いな入間、すまないが何かあったら連絡くれ。

すぐに向かうから…。」

入間「わ、わかりました…？」


この時一瞬、男より女の方が強いということを実感した。


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入間「碧棺合歓…っ、不味いな…


これだとAの借りが…弱味を探れない…っ！」



入間が1人何かを企んでるのに、恐らく私は気づかないだろう。

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