【ヒプマイ】中王区の天然党員【中王区】【女主】 (ページ37)

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36.潜入調査許可ページ37

「無花果様、お許しください。」

無花果「ダメだ。

お前をあんな男共のところに行かせるなんてできない。

諦めてくれ。」

「…でも私、まだ潜入調査の経験が薄いんです。

これでは上に立つ者としての示しがつきません…！」

無花果「お前は可愛ければ良い！」(?)

「仮に私が可愛かったら「可愛い子には旅をさせよ」という

ことわざが日本にあるじゃないですか！」

現在、私は上司である無花果様と険悪な空気になっている。

理由は単純、

薬、銃器、その他危険物の取引が行われる場に

潜入調査をしに行くのだが…

前日になって無花果が強く止めに来た。

私が警察になれたのは無花果のお陰だ。

それは充分理解している

けれど私はもっと上に行きたい。

地位ではなく、警察として経験を積みたいんだ。

なのに…

無花果「危険な目にあってからでは遅い。

頼む、諦めてくれ。」

「…無花果様…」

それを許してくれない。

私は不正な銃器を消し去りたい。

その為には調査に行く必要がある。

「…すみません、それでも私は…！」

無花果「なぜだA…なぜ理解してくれないんだ！

何かあってからでは遅いんだぞ！！」

合歓「…無花果さん、少し過保護すぎかと…。」

無花果「合歓まで…！」

合歓「確かにAはTOPレベルで可愛いですし

目に入れても痛くないとはこの事ですが…。」

「痛いぞそんな事したら…。」(?)

合歓「本当にAのことが大切なら、本人の意思を尊重すべきだと思います！！」

無花果「合歓…。

だが…

くっ…私はどうしたら…。」

許可が降りない…どうしよう

「………。」

先程から入間からのメッセージの通知が鳴り止まない

すまない入間、まだかかりそうだ。