【ヒプマイ】中王区の天然党員【中王区】【女主】 (ページ27)

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26.大切な物は※ドラパネタ有りページ27

(ドラパのネタバレがあります！嫌な方は飛ばしてください！)

仄仄「ねぇ～Aちゃん。

そんなにパソコンと睨めっこしてないで遊ばない？」

「……遊んでる暇などない。私に構わないでくれ。」

仄仄「Aちゃん冷たいのねぇ…でもそういうとこも好きよ？」

「そうか、私は嫌いだ。」

このまどろっこしいのは仄仄(ほのぼの)

私が集中している時に必ずと言って良いほどくる。

この女、サディストすぎて嫌だ。

仄仄「…ねぇAちゃん？」

「…何。」

仄仄「弟君元気？」

「……！

………さぁ、あいつに興味がない。

愚弟の話などするな。」

仄仄「そんなに愚弟愚弟って言ったらかわいそうよ？

まぁ…無理も無いわよねぇ…

貴女の銃器嫌い、あの弟君のせいだものねぇ！」

「！！仄仄…貴様！！！！」

思わず椅子から立ち上がった

…でも、本当のことだ。違うなどと否定できない。

仄仄はニヤニヤと私を見つめている

実力は確かなんだ。なのに性格が残念。

……全く、仕事の途中なのに…こんな奴と揉めている時間が惜しい

椅子に座り直し、再びパソコンに向かった

仄仄は不満そうに私を見ている。

もっと遊びたいのだろう。

仄仄「Aちゃんって真面目よね、上の人からも大事にされてるし

…ってAちゃん聞いてる？ねぇ無視はよくな…」

「Bitte leise sein」

ﾁｭ…

リップ音が響く。とある指示と共に仄仄の頬にキスをした。

仄仄「なっ………」

「わかったか？いい子にこの指示を受けろ。」

仄仄「…！ほんっとドイツの血はわからない…！！

もういい、またね！！！」

顔を真っ赤にして帰ったな

ん？さっきの指示か？

深い意味はない。「静かにしてください」っていうだけだ。

まぁおそらく相手には通じていないだろうな。