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米津「はぁぁぁ」
「おじさんみたい」
2人で湯船に浸かってほっこり。
「久しぶりに湯船に浸かったんちゃう？」
米津「そうだね」
「たまには浸かってほっこりしなあかんよ」
頭にタオルを乗せながら言う。
Aこそおじさんみたいだ。
「あー温泉行きたいな」
米津「いいねぇ」
「連れてってくれ」
米津「任せなさい」
「ほんまかな？そんな時間ある？」
米津「あるよ、余裕」
余裕ではないけど。
一泊ぐらいなら何とかなる。
Aから温泉に行きたいなんて初めて。
旅行とかあまり興味がないみたいだし。
だから絶対行く。
何がなんでも。
米津「ただいま」
「おかえりー」
米津「嬉しいお知らせがあります」
「嬉しいお知らせ？なになに？」
米津「温泉行こう」
「ほんまに？」
米津「うん、休みもらえた。一泊だけど」
「全然いい！嬉しい！」
ガバッと俺に飛び込んできた。
米津「旅館、予約しといたから」
「ほんま！？」
米津「露天風呂付きの部屋にした」
「玄師！最高！」
こんなに喜んでくれるとは。
たったの一泊なのに。
「楽しみやなぁ」
米津「そうだね」
「ゆっくりしような」
米津「うん」
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作者名：なな | 作成日時：2018年2月17日 0時
