推しのせんぱい【青】 (ページ12)

今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:19,703 hit

12 ページ12

.

私はさっきあったことをるんるんで阿部くんに電話する、今の部活の中でいちばん話しやすいからだ。

『聞いてください！さっき帰る時渡辺せんぱいが家まで送ってくれました！』

ab「あれ？星野さんの帰った方面ってしょうたそんなに近くなかったと思うんだけどな」

『 …え？でも俺ここが最寄りだって言われたんですけど… 』

ab「あー、なるほどね。しょうたはほんとに素直じゃないなあ」

『え、もしかして何か悪いことですか…？』

ab「いーや、そんなんじゃないの。大丈夫だよ」

『阿部くんのその発言不安なんですけど… 』

ab「不安にさせちゃったかな、ごめんね。でも全然いいことだからさ」

推しに振り向いて貰えるといいね♡ってあざとく言われて夜遅いから、って電話はそこで終わった。

それに興奮してしまったのか私はその夜熱を出してしまった。