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「なんで?べつにいいでしょ!」
LE「ダメだ」
「何がダメなわけ!?」
LE「短すぎる」
さっきからこの繰り返し。
珍しく朝から2人が言い合っている。
KE「おはよーー!ってどうしたの、あの2人」
HB「あーなんか今日Aヌナが友達と出かけるみたいで、あのワンピース着ていくってひょんに言ったら短いからダメだって」
KE「なるほどねー確かに短いね」
「もういい!テグナなんかだいっキライ!」
LE「A!」
あ、行っちゃった
LE「……はぁ」
Aヌナが出て行ったドアを見つめながらうな垂れるテグニひょん。
「だいっキライ!」が相当効いてるようだ。
LE「ビナ…俺間違ってた?」
弱々しく僕に聞いてくるひょんがとてもかわいそうに思えてきた。
HB「間違ってはないと思うよ。確かに短かったし…
でも、ひょん覚えてない?あのワンピース買ってきて着て見せた時、ひょん凄く可愛いって言ってた。
それにさ、ひょん知らないと思うけど一度ヌナはいつもパンツにスニーカーで可愛くないってネットに書かれた事あるんだよ。
気にしてないふりして相当気にしてたよ」
LE「そうか。確かに凄く似合ってるし可愛い。だから俺がいない所では着てほしくなかった」
HB「だったら素直にそう言えばいいじゃん。ダメだ。短すぎる。だけじゃヌナも怒るよ笑」
LE「…うん。帰ってきたら謝るよ」
その後、夕方に帰ってきたAヌナはすぐにテグニひょんの元へ行き抱きつきながら謝っていた。
「ムキになってごめんね?だいっキライなんて嘘だから!大好きだよ」
LE「俺の方こそごめん。可愛かったから俺以外には見られたくなかったんだ」
ひょんが胡座をかいてる間に座り、向かい合っておデコをくっつけながら朝のケンカが嘘のように話す2人
KE「何あのピンクピンクな2人…朝のアレなんだったの…」
HB「まぁいいんじゃない」
HK「Aヌナー!お腹空い…キャッ//」
そんな2人を見て赤くなりながら両手で顔を隠すヒョギ。
KE、HB「かわいいな、おい」
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作者名:ななななん | 作成日時:2015年8月26日 0時