検索窓
今日:6 hit、昨日:33 hit、合計:46,713 hit

41 ページ43

HK「え…?」
「ヒョギ、最近変だよ。ヌナには話せない?」

無理に聞き出すのは良くないとも思った。
でも、このままだとサンヒョクとテグンだけじゃなく皆が変な空気になる。
それはどうしても避けたかった。

しばらく黙っていたサンヒョクが口を開く。

HK「僕、好きな子がいたんだ。
僕がVIXXになって会う時間減ったけど、学校の帰りにたまにお茶したりしてた。
で、ヌナとひょんが日本に行ってる間も一回会ったんだ」
「うん」

ゆっくり話すサンヒョク。

HK「その時にその子、Aヌナの事馬鹿にしたんだ。
よくあんな風にTV出られるよね
写真撮られてなんで平気なのかな
私だったら絶対無理って。
テグニひょんとAヌナは全然釣りあってないって…」

なるほど。

HK「Aヌナがいつも平気だったわけじゃない。
いっぱい泣いたし、寂しい思いだってしてきた。
僕たちは1番近くで辛い思いをするヌナを見てきたんだ。
血が繋がってなくても、僕にとって大事なヌナだ。
何も知らないのに好き勝手言って、
だから言い返しちゃって喧嘩になってそのまま…」

「そっか。ごめんね、ヒョギ…私の事庇ってくれたんだね。ありがとう」

HK「本当に好きだったからショックだったんだ。
でもヌナを馬鹿にした事は許せなくて、
でもやっぱり悲しくてAヌナに引っ付いてテグニひょん怒らせて…ごめんね」
「ううん。ありがとね、ヒョギ。ちゃんと話聞けてよかった。
私のせいで、ヒョギに辛い思いさせちゃったね。ごめんね」

HK「Aヌナに話してスッキリした!!もう大丈夫!吹っ切れた!
僕の大事なヌナを馬鹿にする子はこっちからお断りだ!笑」

あ、いつものサンヒョクの笑顔だ。
「帰ろっか」
HK「うん!帰ったらテグニひょんにも謝るね」





ーーーー
帰宅後すぐにテグンに謝りにいくサンヒョク。
ドアの隙間から覗くと

LE「Aを庇ってくれてたんだな。ありがとうヒョギ」
と言って頭を撫でていた。


よかった。
いつの間にかサンヒョクも大人になってたんだなー
ヌナはなんだか寂しいです…笑

42→←40



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.3/10 (73 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
94人がお気に入り
設定タグ:VIXX , LEO
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ななななん | 作成日時:2015年8月26日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。