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旅行から帰ってきてしばらく、サンヒョクが私のそばを離れない日が続いた。
はじめは笑ってたテグンだったけど、日を増すごとにイライラしているのがわかる。
「ヒョガー。ヌナ今からご飯作るからね。ちょっと離れようか」
HK「えー…嫌だ」
LE「ヒョガ、いい加減にしろ」
HK「……」
テグンに怒られたサンヒョクは黙ってうつむいている。
食事中もいつもニコニコしているサンヒョクが今日はだんまり。
困った。
それにしてもおかしい。
4日会わない事なんて今までいくらでもあった。
なのに今回だけ?
部屋に戻りイライラしているテグンに話しかける。
「テグナ。ヒョギちょっと変じゃない?今までだって会わない日が続く事だってあったのに…何かあったのかな」
LE「確かにな」
「今からちょっとヒョギと散歩してくる!」
「ヒョガーヌナと今から散歩行こう」
HK「2人で?」
「そうだよ。散歩しながらお話しよう」
HK「わかったー」
ーーーー
ヒョギと2人で散歩するのは久しぶりかもしれない。
宿舎での生活が始まった頃、年上ばかりの中でなかなか慣れないヒョギをよく連れ出しては2人でいろんな話をした。
HK「Aヌナと散歩するの久しぶりだなぁ」
「そうだね。よく散歩してたのにね」
「ヒョガ。何かあった?」
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作者名:ななななん | 作成日時:2015年8月26日 0時