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「疲れたー！！」
2人とも両手にたくさんの荷物を持ってホテルへと帰ってきた。
1日目にしてこの量…恐ろしい！
LE「A」
「ん？」
とりあえず、一回抱きしめさせて…と言いながら私の手を引く。
「どうしたの？いっぱい歩いたし、疲れちゃった？」
LE「ちがう」
「眠い？」
LE「ううん」
何を聞いても首を横に降る。でも抱きしめる腕の力は緩めない。
「もーどうしたのー？」
LE「今日全然Aに触れてない」
なにそれかわいい！
「手繋いでたよ？」
LE「それとこれとは違う。途中から繋いでなかったし」
少し拗ねた声で言うテグンがかわいい。
テグンは感情をあまり表にはださない。
だからなのか、私が側にいる時は常にどこかしらに触れている事が多い。
宿舎でもソファーに座るテグンの横に腰を下ろすと、胡座をかいた自分の足をトントンと叩きそこへ私を座らせる。
ヒョギに悪影響だ！とよくハギョンに怒られるけど。
「かわいいなーテグナは」
LE「かわいいのはAだよ。昔も今も変わらずずっとかわいい」
どうしちゃったの？テグンさん…
その後もかわいいを連呼するテグン。
さすがに恥ずかしくなって下を向いていると
LE「かわいい」
もうやめてー！！
ーーー
しばらくかわいい責めが続き、ようやく解放された。
お風呂にも一緒にはいると言いだしたがなんとか阻止し、お風呂から出るとテグンはベッドで眠っていた。
「今日はお疲れ様。明日も楽しもうね」
そう言って眠るテグンのおデコにキスをすると、急に目を開き私をベッドへと引っ張る。
「キャッ！ビックリしたー」
LE「おやすみ」
「私まだ髪乾かしてない」
LE「おやすみ」
もう離しませんと言わんばかりに抱きしめられ、明日の朝髪が爆発してるのを想像しながら私も眠りについた。
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作者名：ななななん | 作成日時：2015年8月26日 0時
