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「テグナー自分のも見なよ」
あれからいろんなお店に入った。
その度また紙袋が増えていく。
私ってば学習能力ゼロだ。
テグンはそれをわかってて
LE「これどう？」
LE「こんな感じ好きでしょ」など聞いてくる。
このままじゃ本当にヤバいので、メンズのフロアへ移動することにした。
「テグナはスタイルいいから何でも似合うよね」
本当に何を着ても様になる。
今日のテグンはジャケットの袖を少しまくり、中には無地のTシャツ、細身のパンツに革靴を履いている。
ラフな服装のテグンも素敵だけど、ジャケットを着るテグンは更に素敵だ。
LE「ここ見ていい？」
「もちろん」
珍しくじっくり見ている。
「これかわいいー」
LE「どれ？」
胸元にワンポイントのついたカーディガン。
「すみません！着てみてもいいですか？」
店員「どうぞー」
「テグナ着てみて」
LE「ん」
ジャケットを脱ぎカーディガンを羽織る。
カッコイイし、かわいい！
「似合うー！これ買うから！」
「次はこれね！」
まさに着せ替え人形状態のテグン。
「はい、次はこれ」
LE「A、もうそろそろ…」
「ん？」
あ…また店員さんやお客さんに見られてる。
あの人カッコイイとかスタイル良すぎ！とか聞こえる。
「あーごめんテグナ！何でも似合うからつい…笑」
結局、カーディガンとスキニーを買って店を出た。
「ごめんね。疲れたでしょ？」
LE「恥ずかしかっただけだから大丈夫。でもコーヒー飲みたい」
そういえば全く休憩していない。
「よし！じゃとりあえず休憩しよー」
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作者名：ななななん | 作成日時：2015年8月26日 0時
