てぐんさんの嫁 (ページ31)

今日:28 hit、昨日:0 hit、合計:46,702 hit

31 ページ31

監督さんに説明を受けながら撮影に入る。

とにかくやるしかない！

ベッドの側で服を投げまくる。
いいストレス発散になるなーこれ。
なんて思いながら、膝を抱えて演技をするテグンの後ろで投げまくった。

つぎに椅子に座りテグンと向かい合うシーンだったんだけど、
私が膝を抱えて座るとスリットから足が見えてカメラに映ってしまう。

それがどうしても許せなかったテグンは監督にお願いをして私はカメラの方を向いて膝を抱えることになった。

RV「ひょん…笑」
ウォンシクが呆れています。

ス「一旦休憩に入りまーす！」

その声と同時に私の手を引き小走りで楽屋へ戻る。

「テグナ！痛い！」
LE「あ、ごめん」
また私の足にパーカーをかける

RV「ひょん必死すぎ笑
スタッフさんたちめっちゃ笑ってたよ笑」

逆に恥ずかしい。

LE「もうほんとに無理…」
私もウォンシクも、もう慣れたのにいつまでも私の衣装を受け入れられないようです。

「テグナ、あとちょっとで私の出るところ終わるからね」
最早、立場が逆転している。

ス「再開しまーす！」

その後順調に撮影は進み、私の最後のシーン。

テグンに手を取られるけど、パッと離される。
演技でもなんか悲しい。

ス「Aさんのシーン全て終了です！お疲れ様でした！」

「お疲れ様でした！たくさん迷惑かけてすみませんでした」
監「また一緒にお仕事できるといいですね」

もう勘弁してください。

2人はまだ撮影が残っているので、終わるまで待つことにした。