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LE「A…」

RV「テグニひょん。おやすみ」
LE「あぁ、おやすみ」

ソファーで眠るAを見てウォンシクはすぐに自分の部屋へと入っていった。
気を使わせたかな…


Aに近づき、ソファーの前へ腰をおろす。
彼女の顔をのぞき込むとまつ毛が少し濡れていて頬にはうっすらと涙のあとが残っていた。

LE「泣いたの?」
まつ毛に残る涙を指で拭いながらしばらく眠るAの顔を見ていた。

苦手だからとあまり電話やメールをしない。
皆がいるから大丈夫だと思ってた。
全然大丈夫じゃなかったんだな。

LE「ごめん…」




「ん…テグナ?どうして泣いてるの?」
LE「ごめんA…寂しい思いさせて…」

大丈夫だよと笑顔を見せるAに胸が締め付けられる。

LE「無理しないで。寂しい時は寂しいって言って。1人で泣かないで」


「テグナ…寂しいよ。全然大丈夫じゃないの。会いたくて声聞きたくてテグナに触れたかったの。電話もメールもしたいけど、迷惑かけるって思っちゃう。
いつもの事なのに、皆いるのにテグナがいないのが辛い。頭ではわかってても追いつかない…」

堰を切ったように話すA。
涙が溢れている。

LE「ごめん…」
抱きしめながらそれしか言えない自分が情けない。

LE「時間が出来たら電話するし、メールもする。だからAもしてきて。
迷惑かけるとか思わないでいいから。
我慢しないで」

「ウザいぐらいするよ?いいの?」
LE「もちろん」


少し笑顔を見せたAにソッとキスをした。

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作者名:ななななん | 作成日時:2015年8月26日 0時

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