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「いってきまーす!」
HK「Aヌナ!お土産買ってきてね!」
「オッケー」

ようやく出発です!

久しぶりに2人だけで出かけるからワクワクする!
テグナが自然と私の手を取る。
いつもの事なのになんだか今日は一段と嬉しい。
思わず繋いだ手をブンブンと振ってしまう。

LE「A、振りすぎ」
「えへへ。なんだか2人っきりでお出かけなんて久しぶりだから嬉しくて」
LE「子供みたい。可愛い笑」
「こら!ヌナをからかうな!笑」

すれ違う人たちが振り返って
「VIXXのLEOだ!」とか言ってたけど、完全に2人の世界。

LE「A、服見に行こうか」
「いいねーあのお店見よう」


「かわいいー!このワンピースかわいいなぁーあ、このTシャツもかわいい!このスカートもいいなーあ、ピアスもかわいい」





「はぁー可愛かったーこのお店可愛いの多かったね!次行こっか」
LE「ちょっと待ってて」

そう言ってレジにいる店員さんと何やら話すテグナ。
すると、大きな紙袋を持って戻ってくる。

「テグナ?」
LE「お待たせ。はい」

え?紙袋を渡され中を見ると、私が可愛いと言ったもの全てが入っていた。

「え、え、なんで?」
LE「今日はAの欲しいもの買うって言っただろ。だから可愛いって言ったもの全部買った」
「もー!テグナー泣ありがと」

なんだよもー!カッコよすぎるよ!

LE「さ、次行くぞ」

その後も私の好きそうなお店に先頭をきって入っていくテグン。

もう可愛いって言わないでおこうと思っても、つい口に出してしまう。
その度紙袋が増えていくのだった。

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作者名:ななななん | 作成日時:2015年8月26日 0時

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