146話 ページ39
Aside
坂田 「此処が……」
黒木 「マイエンジェルの部屋……」
私は皆を連れて私の部屋前まで来た。……なんだろう、緊張する。
折原 「Aちゃん、やっぱり嫌ならええですけど……」
A 「……いや、大丈夫。……入るよ」
私はドアノブに手をかけた。ギィ……と鈍い音が響く。
敦 「………っ!!」
相川 「うっ……」
私の部屋は……壁にそこらじゅう血がへばりついていた。何年も経っているから血特有の独特な匂いが充満している。
浦田 「A、この血って……」
A 「私の血ですよ。父さんに包丁で刺された時に飛び散った、ね」
そう言うと皆の表情が暗くなる。……だから見せたくなかったのに。
一ノ瀬 「……」
相川 「ちょ、そらるさん!?」
そらるさんがズカズカとお構いなく部屋に入った。ちょ、そらるさんってこんな人だったか……?
相川 「えっと、僕も失礼しま〜す……」
そらるさんに続いて皆も私の部屋に入る。
月崎 「沢山本あるな……」
坂田 「え、なんか難そうな本ばっかやん」
あ一…漢字の本とか英語の本ばかりだもんな。絵本とかなら分かるけど。
一ノ瀬 「……A、これってアルバムか?」
そらるさんが棚を漁っていたのだろう。アルバムらしき物を私に見せた。え、なんで私の部屋にアルバムがあんのさ。
A 「多分そうですね」
黒木 「お、見てみよ!」
坂田 「見てみたい!Aちゃん、ええ?」
A 「うんまぁ……良いよ」
そらるさんがアルバムを見つけちまったから皆と見ることになった。
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ハルハノ(プロフ) - 孤独少女さん» おお!そうなんですね!知り合いだったら驚きです笑 (2020年3月2日 20時) (レス) id: 4f2a1efb01 (このIDを非表示/違反報告)
孤独少女 - 僕も岐阜県出身です!もしかしたら知り合いかも知れませんねwww. (2020年3月2日 20時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
ハルハノ(プロフ) - カナトさん» おお!岐阜出身なんですね!運命ですよ((( (2019年12月22日 7時) (レス) id: 4f2a1efb01 (このIDを非表示/違反報告)
カナト(プロフ) - ハルハノさん» だいぶ前の作品に失礼します!作者さんが岐阜とは……私と同じです!これは運命ですかね(((殴 (2019年12月22日 0時) (レス) id: 62a843f530 (このIDを非表示/違反報告)
月影 - 太宰さんに1票!何卒宜しくお願い致します! (2019年10月8日 4時) (レス) id: 1ed4457a8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハルハノ | 作成日時:2019年8月9日 18時