い組集合 ページ27
次の日。
『おはよー伝七、左吉』
「おはようってお前…隈大丈夫か？？」
『大丈夫大丈夫！』
たまたま会った二人と一緒に食堂へ向かう。
…結局昨日の夜寝れなかった…
今すごく眠い…
そんな私に伝七が言い出した。
「なぁA」
『何？』
「昨日何かあったのか？」
『ん゛っ』
やめて！！寝不足を悪化させないで！！
『ななななな何で！？』
「いや…Aは今おかしいし、兵太夫は昨日おかしかったから」
『ち、違うよ！？笹山とは何もない！！そう、何もなかったのです！！』
伝七からまさかの笹山の名前が出てきて思わず立ち止まって叫ぶ。
「…まさか」
『いや！！違うよ左吉！！昨日はほんとに何もなかった！！』
「そのまさかかもしれないね…」
いつの間にか近くにいた彦四郎と一平も話に混ざっている。
『違う！！あの…ないよ、まさか！ない、まさか！なしまさか！！』
と、もはやこの場にいないと通じない日本語を叫んでいる私。
「ついに…付き合っ「あっおはよーAー！！」
伝七が何か言いかけたところで話の元凶が登場。
私、逃げようとするも肩を捕まれる。
は！？
「おはよーA。寝不足？」
『いや！？あっ！ごめんね笹山！あっちに用事があっ「嫌だなぁ逃げないでよ。僕達の仲じゃないかー。昨日の部屋でのこと、忘れた？」
この発言に六年い組一同、硬直。
「え…やっぱりついに…」
「付き合ったんだね…」
「おめでとう…」
「…A、こいつは本当にオススメしない。絶対泣かされるぞ」
『違うからっ！！！笹山もテキトーなこと言わないで！！！』
しかもさらっと伝七別れることをオススメしてるし！！
付き合ってないけどね！！！
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菜々香 - ほのかさん» コメントありがとうございますー！これからも頑張ります！ (2022年10月2日 18時) (
レス) id: 83caede52f (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - このお話すごく面白くて大好きです💕これからも投稿頑張って下さい！！ (2022年9月30日 19時) (レス) @page33 id: 3929e44e96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々香 | 作成日時：2022年8月10日 11時
