明星スバル ハッピーエンド ページ10
それはあの告白から四年後の事だった。
明星「ねえねえA」
A「どうしたの？」
明星「あのさ、お出かけ。しない？」
A「改まってどうしたのよ？」
明星「あはは、何だと思う？」
A「えー！？怖いよぉ。何だろう。別れの言葉？」
明星「そうなのだ！実は他に好きな人がーって・・・違うからね！俺はA一筋だよ」
A「あはは、分かってるよ。スバル毎日好きって言ってくれるもん」
明星「そうよ、そうなのよー。だからAにももーっと好きって言って貰いたいのよ」
A「何でオネエなのさ(笑)わかったわかった。スバル、愛してる」
明星「わーい！じゃあ散歩！散歩しよっ！」
A「うん！」
こうして二人は散歩することになった。
A「ねぇ、スバル」
明星「どうしたの？」
A「手、今日も繋ごう？」
明星「・・・うん」
A「もしかして・・・照れてる？珍しい」
明星「だってAから言ってくれるの珍しいんだもん」
A「確かに手を繋ぐ時は大体スバル君から言ってくれるよね」
明星「本当はぎゅーってしたいくらいなんだよ。こんな目立つ所じゃAが嫌だろうなと思って我慢してるけど」
A「こういう目立つところだとスバル君はアイドルだし良くないけど家なら良いよ」
明星「カラオケルームなら良い？」
A「うん。」
明星「じゃあ行こっか」
A「カラオケルームなんて久しぶりだな」
明星「仕事が忙しいしね」
A「明星君。じゃあぎゅーってしようか」
明星「うん！」
A「ぎゅーってするのなんて久しぶりだね」
明星「うん。ありがとう！A」
A「ううん、私もしたかったから・・・か、カラオケだし何か歌おうか。なに歌う？」
明星「その前にちょっといい？」
A「わかった」
明星「俺たち付き合ってから四年たって大人になったでしょ？」
A「うん」
明星「だからさ・・・結婚、しませんか」
そう言いながらポケットから指輪を取り出す。
明星「本当はオシャレなお店を探してそこで渡したかったんだけど、ぎゅーってしたくなっちゃった。我慢できなかったんだ。ごめんね」
A「そうなんだ・・・でもオシャレなお店もいいけどカラオケとかの方が私たちらしくて私は凄い嬉しかった。だから・・・これからも私たちらしく一生仲良くしようね。宜しくお願いします。」
これからも私たちらしく暮らしていこうね！
続く
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作者名：ディアボロス | 作成日時：2018年3月11日 22時
