↓＿２つに別れた道 ページ42
＿＿そして暖炉の抜け道を通り､城の中へと入った。
先程よりかは人気が無いことにホッとし､
静まり返った廊下を二人で歩く。
zm「また僕達で海､行けたらええな！」
os「おん､次はもっと長く遊びたいわ〜」
と会話をしているとあっという間に一番隅に有る､ゾムの部屋に着いた。ここが私達が毎回遊んでる所でもある｡そしてその扉を押し開け中に入った。
＿＿そこで数十分が経過した。
os「じゃあ､私そろそろ戻るわ」
zm「んー､了解またな〜」
と短く会話を終わらせ扉を引いた＿否、
引こうとした｡引こうとしたら勝手に扉が開いたのだ。
os「...え？」
??「っつ！？オス..マン..!?」
と顔を上げようとするが上から降ってきた､驚いた様な怒った様な声に状況把握も間になら無いまま体が固まる。
＿＿＿どう言うことだ？
どうしてあの人が今ここに居る？
今はまだ会議中なはずじゃ...
と頭の中がクエスチョンマークで支配されているが今はそれどころでは無い。
この状況の打開策を模索しようと思い､震える指先を無視しながら声を絞り出す。
os「お、お母様」
王妃「っつ、どうして貴方がここに...」
顔を上げると､いつも私に優しく微笑んでくれた母の面影は無く､憤怒と恥辱で顔が醜く歪んだ母が居た。
王妃「これは一体どう言うことなの!?」
os「嗚呼､これは＿＿
『っ､僕が無理矢理皇子を連れてき
たんや!!! 』
＿え？」
と私の後ろに居たはずの黄緑の彼は行動的にも言葉的にも私を庇う様に前に立ち
そう言いはなった。
王妃「そうよね...貴方ならそう言うことしかねないとは思っていたのよ､どうせだったら閉じ込めてた方がまだ良かったわ...」
え？阿保？馬鹿やんな､何でそうなるん？
私が悪かったのに＿＿＿
os「ちが!!＿『オスマン!!』＿っ...」
誤解を解こうと口を開くが､ゾムに制止され小声でこう言われる。
zm「駄目や､」
os「でもっ､ゾムだけで罪を被るのは間違ってる!私も＿＿」
zm「駄目や､僕とマンちゃんじゃ立場が全然違うねん､マンちゃんの将来はこの国の王様｡それに比べて僕は出来損ないでしかあらへんねん｡だけどそれでもマンちゃんは僕と仲良くしてくれたやん､だからせめて今､役に立たせて欲しいんや」
os「っ...どうして､どうして＿＿」
王妃「ゾム､貴方にはお仕置きが必要ね｡此方に来なさい」
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ミント - 千夜１９世さん» ホントにいい曲ですよね。周りに知っている人がいなくて辛い (2020年1月13日 22時) (
レス) id: fe9dfa282a (このIDを非表示/違反報告)
千夜１９世(プロフ) - ミントさん» あw、実は曲パロ少し混ぜていた事バレましたかww○ノ娘っていい曲ですよね (2020年1月13日 12時) (レス) id: e6e307d469 (このIDを非表示/違反報告)
ミント - あの、もしかして悪○娘って知ってます？知らなかったらごめんなさい (2020年1月12日 22時) (レス) id: fe9dfa282a (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花 - ついにzmさん出てきたっ!待ってました( ﾟ∀ﾟ) (2019年10月21日 7時) (レス) id: d538ff0020 (このIDを非表示/違反報告)
千夜１９世(プロフ) - 紫陽花さん» そう言って下さると嬉しい限りです!!!個人的な予定ではこの作品は結構長く続いて行きますので宜しくお願いします!! (2019年10月5日 20時) (レス) id: e6e307d469 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千夜１９世 | 作成日時：2019年8月10日 16時
