また君と 。___ nsry .

destiny_10 ページ11

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『おはよ、なす』


「お、おはよ……」


よし。
大分覚えてきたな。


次の日から俺は那須を待ち伏せするようになった


那須は遅刻ギリギリで登校する事が多い
だから朝が苦手な俺でも高確率で挨拶できる
朝以外も那須を見つけたら話しかけるようにしてる



「毎朝毎朝よくやるね。」



『俺の日課ですからぁー』



なんだかんだ言って浮所は俺に付き合ってくれた。

いつも朝は浮所の席で話してたけど、

今は場所を教室から教室前の廊下に変えてくれた。

那須は隣のクラスで絶対俺のクラスの前を通るから。

階段が近い側の教室で良かった。

それと同時に。


『うきしょー。上履きなくなったぁー』


「またかよ。」


『うきしょー。教科書びりびりー』


「最近多いな……。」



ビリビリになった教科書を見せる



『これをやった奴はかなりの小心者とみた』



「やる方も大概だけど那須の事追っかけ回すからそんな目に合うんだよ。」



『なすと親しい俺がそんなに妬ましいのかなぁ』



「いや、全くもって親しくないから」



『人嫌いのなすにとっては親しいの部類だと思います。』



「ポジティブすぎな。」


・

残り少ない高校生活

悔いのないように過ごしたいじゃんか

・


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なかなか進展がなくてごめんなさい(;_;)

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