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「これ、侑くんに渡しといてくれへん?」

「治くんの写真とか持ってたりせえへんかな?」


可愛い女の子達は、そんな事をあたしに言う。
いやいやその相手はワタクシでは? と思う反面、
いやいや区別ついてないんです、と言いたい。

最近では区別つかない事を弱みとして握られ、部活でよくいじられるようになった。
でもね、いくら金髪先輩とイレブン先輩を勧められたってね。
腹筋とかアルバムに綴じたいくらいだけども。

でも、北先輩が一番!
冷たくされてもあたしはへこたれないのさ!

あたしってもしや恋する乙女!?
じゃあ、マネージャーの仕事を頑張る事にする。
それなら北先輩も「頑張ってるな」って頭撫でてくれるはず!
その前に壁を壊さなければ……。


『あの、』

「おん?」

『見分けつかなんで、あたしが顔面移植してあげましょーか?』

ーーー

興奮しがちでよく暴走しますが、それは愛ゆえの行動。
つまり自然現象です。


▲Attention▲
・多少の誤字は見逃してね!
・エセ関西弁だよ!
・稲荷崎メインだよ!

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作者名:チャイ | 作成日時:2017年12月20日 7時

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