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鬱大先生side
城下町は2回目
1回目で大体の構造は理解したから、適当にぶらぶらして女の子でも捕まえようかな
なんて思っとったんやけど
ht「これは？」
ut「んー……さっきの方が良かったで」
ht「うーん…」
ゲドちゃんに捕まって、一緒に花とかを選ぶことになってしまった
別にええねんけどな？ゲドちゃんと買い物とかしたことなかったし
ちなみに今は花瓶を選んどる最中
ゲドちゃんが決めきれんかったものを、俺が吟味するらしい
まぁまだ迷っとるみたいやねんけど
悩み続けるゲドちゃんを横目に、俺は店内を見渡す
選び終わるまでぶらぶらして待ってようかな〜と思った矢先
ふと、あるものが目に止まった
ut「……なんや？これ」
瓶の中に、液体と花が入れられている
どうやら様々な種類があるようで、どんだけあんねん、と思うほどに違う色が揃っていた
……女の子が好きそうやな〜これ
特に予定も無い女の子へのプレゼント候補として記憶し
俺は手に取ったものを棚に戻した
「ハーバリウムって言うんですよ」
ut「うおっ！」
「あっ…！す、すみません……」
いつの間にか横に来ていた女性の定員に、見ていたものが”ハーバリウム”と言うのだと教えられた
……なんや、えらいオシャレやなぁ最近のは
なんて爺臭いことを思いつつ、俺はにこやかに対応した
ut「へぇ……そうなんですね
素敵なお嬢さん、僕とこれからお出掛けでも…」
「あら…私、結婚しておりますので……」
ut「そ、それは残念です」
既婚者に手を出すのは危険だと言うことを、俺は既に学んでいる
ここで食い下がろうものなら、悲惨な未来があるのみ
ht「大先生〜」
ut「お、おん」
ニコニコとこちらに笑みを向け続ける定員から逃げるように
俺はゲドちゃんのもとへと向かった
ut「で、決めたん？」
ht「うん、これならお手頃で綺麗だし良いかな〜って」
ut「ロビーに置くんやっけ？……まぁ、確かにこんくらい装飾あっても負けへんよなぁ…あのロビー」
屋敷の豪華さに下を巻きつつ、俺は頷く
すると満足げにゲドちゃんが会計へ向かったので、それを見守った
……ハーバリウム…ねぇ
あーいうの好きやろうか、Aは
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おつきみ(プロフ) - 米さん» ありがとうございます……えへ (2020年12月1日 1時) (
レス) id: a31619cde8 (このIDを非表示/違反報告)
おつきみ(プロフ) - KAINkunさん» 修正致しました。ありがとうございます！ (2020年12月1日 1時) (レス) id: a31619cde8 (このIDを非表示/違反報告)
KAINkun - 141ページの「予備」の字が「呼び」になってますよ (2020年11月7日 15時) (レス) id: b78a3cc888 (このIDを非表示/違反報告)
米 - 朝起きて着替えもせず、すぐにこの小説を読んでしまう、米です！何故こんな素晴らしい作品を作れるのですか…？！おつきみ様の作品…神…！！！！ (2020年7月5日 9時) (レス) id: 869d5f693c (このIDを非表示/違反報告)
おつきみ(プロフ) - あららさん» 毎日！？ありがとうございます… 小説を書くコツは、自分も素人なのでこれといって思いつきませんが、色々な方の小説を読んで日々学習しています！お互いに楽しみながら頑張りましょう……！ (2019年8月28日 11時) (レス) id: a31619cde8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おつきみ
| 作成日時：2019年8月15日 11時
