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グルッペンside
今日もトントン達と遊ぶ予定”だった”
今までは放課後にそのまま遊んでいたが
1回帰ってきてからにして欲しい
心配だ
と各々親から言われ
渋々家に一旦帰った
gr「鍵、持っていかんと」
ちゃんと鍵を持ち、いつもの公園へ向かった
家の近い奴は既に集まっており、自分が来てからも着々とメンバーが揃ってきた
でも
おかしい
トントンが
いない…？
いつもならすぐに来るのに…
まぁ直に来るだろうと思い
俺達は遊び始めた
冬で暗くなるのが早いこともあり
16:30にはよい子のチャイムがなる
もうこんな時間か
そう思ってあたりを見渡したが
やはりトントンの姿は無かった
嫌な予感がした
真面目なアイツが、トントンが
なにも言わずに約束を破ることなんて
あり得ないのだから
トントンの家の事情については知っていた
友達の中で
俺だけが
問い詰めた
なぜそんなに痩せ細っているのか
触れようとすると少し避けるのか
服の下から見えるその傷は何なのか
大人を見ると軽蔑したような目をするのか
もっと聞いた
するとしびれを切らしたのか、こう告げた
tn「お、俺…」
虐待されてんねん
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作者名：おつきみ
| 作成日時：2019年1月19日 21時
