４３ ページ22
桃「ではでは〜、改めまして〜、阿部ちゃんおめでとう！！！」
白「そして、舘様、翔太くんようこそ！！！」
紫「ほら２人引いてるから、そこら辺にしといて昼メシ食べようぜ。」
青「康二！お弁当。」
ふっかさんの声で翔太くんに手出されてもうたわ。
ちゃんと作ってきたで。
リクエストのハンバーグ。
「はい。どーぞ！これ舘様と翔太くんのぶんな。」
青「サンキュ。」
赤「俺の分までありがとう。変わりに俺のあげるね。」
やった！
舘様の料理や。
これ楽しみにハンバーグ作ったって言っても過言じゃないで。
白「３人だけずるーい！」
桃「俺にも分けてくれ〜！」
青「俺のは無理だから。涼太から貰って。」
そんな意地はらんでも、いつでも作ったるんに。
黒「てか康二って料理出来たんだ。」
「それ舘様にも言われたわ。俺そんなに出来んように見えてんの？」
緑「普段の康二を見てたら、出来るようには見えないかな。」
桃「うまっ！！康二お前すげーな。」
阿部ちゃんに反論しようとしたらさっくんの声に持ってかれたわ。
美味しいんなら良かったけど。
黄「確かにうめぇーな。」
紫「康二って凄かったんだ。なんか意外。」
「失礼やで、ふっかさん。」
桃「で、そっちのお弁当は？？」
俺が突っ込んどる間に、目をキラキラさせたさっくんが俺の持っとる方を見つめとった。
「そや、それ食べるんならこっちも食べてや！」
やっぱり俺のなんかより舘様が作ったやつの方が美味しいわ。
緑「これは誰が作ったの？」
黒「舘様でしょ。翔太くんが作れるようには思えないし。」
紫「うんうん。」
翔太くーん。色々、言われとるで。
って気にしてないか。
お弁当に夢中になる子供と化してたわ。
黄「これはこれで、めっちゃ美味いぞ。」
白「プロのシェフになれそう！」
「やってさ。舘様。」
赤「ありがとう。それ位ならいつでも作ってくるよ。」
その一言で、舘様が俺らの料理担当(お弁当担当)になったのは言うまでもない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 332人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「向井康二」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：スノードロップ | 作成日時：2020年7月15日 23時
