３５ ページ14
やっぱり皆の言うてる翔太くんと違うで。
普通にええ人やん。
赤「ご飯できたよ。」
「はーい。」
舘様の声でテーブルについたんやけど……うん、美味しそうやわ。
ちなみに今日のメニューは青椒肉絲らしい。
こんなん毎日食べれるとか、やっぱり翔太くん羨ましすぎやろ。
「食べてええの？」
赤「どうぞ。」
「いただきまーす。」
うまっ！！
これはヤバい。
俺の中の好きな食べ物トップ３に入れるわ。
美味しすぎて勢いのまま、すぐに完食した。
「ごちそうさまでした。」
赤「お粗末さまでした。」
確かに翔太くん、ほとんど食べとらんかったわ。
かわりになんかグミ食べとるし。
だからあんなに大量に買っとったんやな。
赤「そういえば翔太が人を呼ぶなんて何かあったの？」
食後にのんびり過ごしとったんやけど、舘様が急にそんなこと言い出した。
それは俺も気になっとった事や。
だって呼んだことなかったんやろ？
それを出会って１ヶ月のやつ呼んでくれるとか不思議やん。
青「別に。なんとなく康二なら良いかなって。」
赤「康二になら心開けるの？」
んんん？重たい話なっとるよー！
俺いるの忘れとらんか？
青「なんか話しても大丈夫な気がする。」
赤「そっか。」
おぉ〜い。だから俺いるんやで！！
思い出して。
赤「ねぇ、康二。俺らの事どこまで知ってる？」
そんでもって急に話振らんとって。
いや覚えててくれたんは嬉しいけどな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 332人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「向井康二」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：スノードロップ | 作成日時：2020年7月15日 23時
