-C loves you- (ページ10)

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気づけば、また涙が零れていてそっと拭った

休憩時間も終わってエプロンを着けて鏡で泣いたあとがないか確認する

よし、大丈夫

売り場に戻ると

ダグラス｢あっ丁度いいとこに戻ってきた。もうすぐ、デンバーさんが着くんだってさ。俺ちょっと受け取りに行ってくるわ｣

『あっそうなの？1人で大丈夫？』

ダグラス｢あぁ。だから、店番頼んだ｣

『OK』

ダグは、届いた材料を受け取りに裏口向かった

ダグの代わりにレジをこなしていく

それから日が落ちて夜なり店も閉めて片付けを始める

売れ残ったパンを何個かまとめて包んでバケットに入れていく。売れ残ったパンは、毎日ダグが食べるものに困った人に帰り際に配っている

せっかく作ったのに廃棄するなんてもったいないし私たちもそう毎日要らないからそれならとお店を始めた頃からしている

バケットに詰め終えて仕事着から私服に着替えて書斎で売り上げ金を計算しているダグに声をかける

『じゃあ、私は寄るとこあるから先に帰るね。

あとは、お願いね。ダグ』

ダグラス｢おう。気をつけて帰れよ｣

『うん。ありがとう

それじゃあ、お疲れ様』

ダグラス｢おつかれ｣

そう言って店を後に

姿くらましをして目的地へ向かった