-C loves you- (ページ5)

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それから時は､経ちページ5

～午前4時～

私の朝が始まる｡

重い体を動かして仕事場へ向かう｡外は､寒くてダウンを羽織っていく

家から10分ほど歩いたとこに仕事場がある｡

着くと既にダグが来ていて調理場でコーヒーを飲みながら日刊予言者新聞を読んでいた

『おはよう』

ダグラス｢おはよう｣

あの日からもうすぐ7年が経つ｡

学校卒業してから私は､ダグと話し合って2人でパン屋を経営している

魔法界にいるにもかかわらず魔法を使わずに作っている｡それが珍しいのかありがたいことに毎日たくさんのお客さんが来てくれる

ダグラス｢今日も寒いな｡コーヒー飲むか？｣

『寒いよね｡ええ､貰うわ』

ポットに入っているコーヒーをマグカップに注ぎ

ミルクとお砂糖も忘れずに入れて

渡してくれた

『ありがとう』

ダグが新聞を閉じてこっちを向いた

ダグラス｢なぁ｡アリシア｣

『ん？』

ダグラス｢あんま無理するなよ｣

『え？』

ダグラス｢顔に出てるぞ？無理してるって｣

『うそっ｡ちゃんとメイクしてきたんだけどな』

ダグラス｢今年もやっぱりこの時期は寝れねぇか｣

『うん｡ダメみたい』

ダグラス｢疲れたりしんどくなったらちゃんと俺に言えよ？｣

『うん』

目線を壁に貼っている3人で撮った写真に移す

『もう7年ね』

ダグラス｢なんだかんだあったいう間だったな｣

『そうね｡あれから第二次魔法戦争(あんなこと)が起きたしこの店だって建てたからね』

ダグラス｢だな｣

『ねぇダグ』

ダグ｢なんだ？｣

『私､セドリックに会いたい』

ダグ｢俺もだ｣

互いの頬に涙が伝った