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28.ダンス ページ28

種目を決め終えれば、


お次はダンスの練習。





これが終われば終礼。



早く終われってずっと思ってるよ。









早くこの空間から抜け出したい…。







「…。」












一通りダンスの見本動画を見せられる。




お互いがお互いの方に近づく振りが多い。


そして手を繋いだりハート作ったり、




まぁ…うん、








もう、カップルがやるダンスなんよ。



付き合ってない奴らがやって良いダンスではない。







玲王とあんなんやったら


私踊ってるとき絶対変な顔してるって。



心臓も保ちませんね勿論。






二人三脚とかよりも、



ダンスの方がよっぽど難関だった…。













 


「こう来て、ここで場所入れ替わるだろ?」



「このあとは?」



「お前が近づくんだよ。」







玲王は一回見ただけで大体覚えてるっぽい。


流石天才、私はそんな真面目に考えられなかったよ。






ペアごとで練習してるんだけど、



何人かの視線を感じるのは気の所為か。

気の所為であれ。








「距離感とか考えてねぇよな先生達も。」



「そうだね…二人三脚といいダンスといい。」





先生も生徒もどっちもてきとうすぎて。






「取り敢えず一回やってみっか。


念の為動画流しとくな。」




「あ、うんありがと。」
 



















最初から距離が近いの何なんだろ。


私今日死ぬのかな、え??







「ほら、こっちだろ。」




「…っ!!」









思わず反対に動いてしまった。



大きな手にぐいっと腰を抱き寄せられる。





力が抜けて、そのままぽすんっと彼の胸にダイブしてしまった。











「…。」


「…っ、ご、ごめっ!!」











何してんの私のバカー!!!



人の目があるって言ってんのに!!










しかし、何故か離れられない。










「…あ、あの。玲王…。」



「Aが先に甘えてきたんだろうが。」










甘えたわけではなく!!


これもこれでマズい…主に私の心臓が…。





彼のしっかりした腕にがっちり包みこまれているから


抜け出そうにも抜け出せない。





心臓の音、いつもの3倍くらい速い。


それ以上に、全身が熱い。






この男…こうやって女を堕として…









「玲王、人居るからっ…」




「居なかったら良いのかよ。」









良くないですねー。

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設定タグ:ブルーロック , 御影玲王 , 千切豹馬,凪誠士郎   
作品ジャンル:恋愛
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照山紅葉(プロフ) - まむさん» コメントありがとうございます!めっちゃ嬉しいです!今後とも宜しくお願いします〜! (1月18日 7時) (レス) id: 4eedfa653b (このIDを非表示/違反報告)
まむ - 玲王くん、それはな、嫉妬って言うんや。ほんっとうにこの話大好き愛してます (1月17日 22時) (レス) @page15 id: 92ead78b3b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:照山紅葉 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年12月31日 15時

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