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27.種目 ページ27

体育の授業はやはり体育祭関連。

種目決めはさっき終わらせて、





私は何故か知らないが二人三脚に出ることになってしまった。









「私足遅いんですけどー。」




「足の速さもだけど、チームワークが大事だからね!

ペアは誰なの?」





「凪くんです。」



「ドンマイ諦めな。」










とても酷いけど正しい。

そもそもこれはくじ引きだから仕方がないのだ。



クラスは違うけど、
偶然にも凪くんとは同じ団だった。

彼にサボられると私、ただの徒走になっちゃうんだが。








夏ちゃんの種目は障害物競走らしくて、

放送で集合がかかったので

私に手を振り走り去っていった。















「…いや、もう負けたようなもんだよね…。」



















「さっきも言ったけど、


身長差とか絶対に考えてないよね実行委員って。」





「それは俺も思うけど。…てかお前ら最近仲いいよな。」





「あ、ご本人。」











いつものように凪くんをおぶってる玲王。


仲良いんじゃない、偶々なんだよ。










「一緒になること多いだけだよ。」




「そ、そうか。」




「何レオ、妬いてる?

代われるものなら代わってほしいくらいなんだけど。」




「なっ、…別にそんなんじゃねえよ。」







凪くんの言うことに

少し拗ねてる玲王がちょっと可愛い。










「お前は何笑ってんだよっ」






「…!?…った…!」

 






ぱちんとデコピンを食らう。



手加減とか知らないのかなこの人、

私女の子何だけどー!?







 

「はぁ…ほんっと二人三脚とかめんどくさいから


A1人だけ徒走しててよ。」





「それ言うと思ってた。」






「コイツも本番になれば、ちゃんとやってくれそうだけど。

取り敢えず、


俺の宝物と組んだからには『優勝』だからな!」











…プレッシャーかけられてる??


凪くんと組んだのは自分の意志じゃないのに…!









「Aが俺についてこれたらね。」




「うん凪くん、二人三脚って知ってる??」









競うもんじゃないんだよ、

協力するもんなんだよ!!









「A歩幅小さいから、

動きが細かすぎて足もつれないか心配。」





「歩幅合わせてくれるとかないの」




「凪がスキップでAが走ったら丁度良いんじゃね?」



「格好悪くない?」








「もしものときは俵担ぎでいくからよろしくね。」



「せめて二人三脚しろ。」

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設定タグ:ブルーロック , 御影玲王 , 千切豹馬,凪誠士郎   
作品ジャンル:恋愛
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照山紅葉(プロフ) - まむさん» コメントありがとうございます!めっちゃ嬉しいです!今後とも宜しくお願いします〜! (1月18日 7時) (レス) id: 4eedfa653b (このIDを非表示/違反報告)
まむ - 玲王くん、それはな、嫉妬って言うんや。ほんっとうにこの話大好き愛してます (1月17日 22時) (レス) @page15 id: 92ead78b3b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:照山紅葉 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年12月31日 15時

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