どっち ページ2
A「楽しかった〜！！」
真緒「…少しはマシになったな。」
A「前は30回くらい乗ってたもんね。」
回転ブランコに乗ったあとは、お昼を食べに行った。
ポテトとハンバーガーを頬張る。
A「午後はなにかするの？」
真緒「お前、買い物あんま好きじゃねぇだろ？
ビックリハウスってとこに行ってみるか？」
A「なにそれ？」
真緒「面白い家？って言えばいいのか？
家に入ったら周りがグルって回るんだよ。」
真緒の言ってることがわかんない…。
真緒「まぁ、行ってみるか。」
カラフルな建物の中に入る。
中には椅子があり、
真緒の隣りに腰掛ける。
お客さんは私達以外いないみたいだ。
すると、ブーっと音がなった。
A「うわっ！？」
突然壁だった眼の前が床になった。
A「えぇぇえ！？どうしよう真緒！！
落ちる落ちるぅぅう！！！！」
真緒「落ちねぇよ！」
A「いやぁぁあ！！
天井が下に！！
頭から落ちるううう！！」
すると突然手が温かいなにかに包まれる。
真緒「落ちねぇから！
壁が回ってるだけだって！」
A「助けて真緒ぉぉぉぉぉお！！」
私は真緒の腕にしがみついた。
真緒「…あのなぁ…。」
A「…こっわ…。」
真緒の腕につかまりながら家を出る。
真緒「あの壁が回ってるだけだって。
錯覚で俺らが動いてるように見えるだけ。」
A「…そうだったの？
言ってよ〜。」
真緒「何度も言った…。」
A「…気分転換に回転ブランコでも(真緒「駄目だ。」…えぇ…。」
楽しいのにな…。
真緒「無理に連れてきてゴメンな。」
A「楽しかったよ。
叫ぶだけ叫んじゃった。」
真緒「それって楽しくて叫んでたのかよ。」
少しベンチで休むことに。
A「真緒は最近なにか気になることとかないの？」
真緒「…凛月とあんまり話さないんだよな…。」
…聞いた私が馬鹿だった…。
それって完全に私が原因…。
真緒「…あとは…
お前の気持ちかな。」
…まさかこのタイミングで？
普通観覧車とかでじゃなくて？
真緒「…お前が俺に言うことはどっちなんだ？
なぁ、A。」
真緒はもう、気がついてるんだ。
A「…好き。」
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照山紅葉(プロフ) - あきらさん» ありがとうございます〜！！めちゃくちゃ嬉しいです！！小説もイラストもこれから更に成長していきます！！ (2023年2月28日 21時) (
レス) id: 1f5ed919d9 (このIDを非表示/違反報告)
あきら - イラストげきカワ (2023年2月26日 21時) (レス) @page10 id: 930f5369be (このIDを非表示/違反報告)
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