４８ 探偵団 ページ3
なんだかんだで自己紹介が始まってしまい、右から歩美ちゃん、光彦くん、元太くん、哀ちゃん。
彼らは「少年探偵団」というらしい…
短刀ちゃんよりも小さい短刀ちゃんを見ている気分になって、思わず頬が緩んで屈んでしまう。
「そこの兄ちゃん怪我してるぜ！！」
「今回の事件と関係があるの？」
「え、あ、いや…」
「あるんですね！！」
「あははははは〜」
「ほんと、嘘が下手ね。」
言い詰められていたコナン君に対して、哀ちゃんが確信に迫る言葉を発した所で、彼は皆に白旗を上げた。
そして、渋々彼らに事の詳細を伝えると四人は顔を蒼白にさせて震え上がっていた。
まぁ確かにコナン君以外の子供たちは、唯の子供だしこれが一般的な反応だよね。と納得していると、先程の問いかけを私に言う。
「お姉さんの仕事って何？」
『前と同じ質問をするのね。』
「うん、前は誤魔化されちゃったから。」
子供たちを背にしているせいか、気にせず私に鋭い目で見つめてくる。
子供の前なら嘘は付けないだろ。と言いたげだ。
そんな彼にふっと笑って口元に人差し指を立てる。
『秘密よ。秘密。』
「…へ？」
『だって、そこまで探られると逆に言いたくなくなるもの。』
思わぬ返答だったのか、目をぱちくりさせて口を開いている。
ふふふっと笑っていると
「では、私には話してもらえますかな？」
上から声が聞こえて振り返ればそこには警部さんが立っていた。その後には後から駆けつけたのであろう若い警察の方もいた。
『…そうですね。』
立ちがると、こちらへ。と誘導され、彼らの元へ行こうとすると後ろで清光の低い声が聞こえた。
「盗聴器とかいい趣味してるね。」
『…清光、やめなさい。』
背でコナン君が息を呑む音と、清光がコナン君の腕を掴もうとしているのを感じる。
そして、盗聴器を取ったのかそれを潰す音も聞こえた。
それを静止する声をかければ、機嫌が悪そうに舌打ちをする彼。
みっちゃんが目でちゃんと加州君を見ておくよ。と訴えていて、それに頷く。
「私も同行致します。」
『ありがとうございます。七瀬殿。』
彼らから少し離れた場所には、犯人の候補者だろうか…数人がその場に集められていた。
私も怪しまれているのは間違いない…か。
「では、貴方の年齢と名前、職業をお願いします。」
後から来た若い刑事さん？が私に話しかける。
隣にいる七瀬さんをチラリと見て
『お言葉ですが、黙秘します。』
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あごしわ - コナンって光合成みたいに推理しなきゃ逝っちゃう呪いでもかかってるんじゃないかなって思う時がある。 (2020年1月1日 3時) (
レス) id: d41c4bfd58 (このIDを非表示/違反報告)
朧月(プロフ) - 式さん» その案名案ですね！！そうします！！暖かいコメントもありがとうございます(´∇｀) (2018年8月7日 8時) (レス) id: 270593a483 (このIDを非表示/違反報告)
黒桜 亜琉麻(プロフ) - 上でお願い申し上げます！ (2018年8月7日 2時) (レス) id: e742954296 (このIDを非表示/違反報告)
璃奈 - 上でよろしくお願いします。 (2018年8月6日 22時) (レス) id: 9d081775ee (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - 上で、式さんのような感じがいいです。続き楽しみにしてます (2018年8月6日 14時) (レス) id: 01a97476ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朧月 | 作者ホームページ：http://fblg.jp/510814/
作成日時：2018年5月5日 21時
