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45 関係性 ページ47

貴方side

傷を近くで見ようと、血溜まりに触れる寸前まで近付き銃創にめをやる。
近づいちゃだめだ!と言うコナン君を無視してみっちゃんと共に観察する。


『…どう思う?』

「そうだなぁ…銃創からは奴らのと同じようにも思えるけど、気配は全く感じさせないね。」

『奴らが関わっていると思う?』

「いや、その線は薄いと思うけど…主は関わっていると思うのかい?」

『昔、奴らが現地の人を利用して殺そうとした案件があったでしょ?今回もそれを使ったのなら、拳銃だけ渡した…のもあるけど』

「僕もそう思ったよ?けどね、あの暗闇の中で銃声や発砲時の明かりはなかったんだ。」


夜目が効く加州くんもそう言ってるから間違いは無いよ。
隣のみっちゃんが険しい顔で、遺体を見ながら私に聞こえる声で呟く。

みっちゃんと清光とまんばちゃんがそう言うなら、本当に遡行軍は関係ないのかもしれない。

確かに、奴らが持っている銃は旧式だから発砲と同時に物凄い音と火薬の光が出る。
けれど、それはこの会場の何処からも目撃されていない。
けれど、この場所からしてどうも引っかかる。

今回は私の思い過しか?
なんて思っていると、後から呻き声が聞こえて振り返れば、青い顔をして左腕を庇っている上村さん。


『どうされましたか!?』


よく見れば、手の甲を伝って下に滴り落ちる血液。
彼は重症だった。

先程は焦っていて注意が遅れたのかと唇を噛み締める。


「見た目ほど大した傷では無いですよ?ただ、発砲された弾の一発に当たったようで。」

『銃の傷を軽く見てはいけませんよ!見せて下さい!』


私が彼のタキシードを引き剥がしていると、後から声をかけられた。


「どうして、銃の傷が見た目よりも重症だって知ってるの?」


勢いよく後ろを振り返れば、鋭い眼光で私を見上げるコナン君。


『……コナン君。』

「ねぇ、なんで?」


逃がそうとしてくれない彼の瞳に捕まっていると、痺れを切らした清光が処置するから!と私に向かって声を張り上げる。
その声にはっとして再び前を向いてお願いをする。


『…昔ね、本で読んだからだよ?』


ふぅーん。と納得のいかないような声を上げる彼。
何かを言おうとした時


「失礼します。警視庁の目暮です。」


そう言って、この周辺の人に見えるように警察手帳を見せてくる腹回りの気になる警察の方がいた。

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朧月(プロフ) - 名無しさん» 当時の私が設定で考えていた事は、この不死ノ少女が続編に行く前は、2017年生まれであっても現在の西暦は伏せていたためそのようにしました。なので、続編では初代がコナンに本当の歳を話して西暦は明らかになっています。 (2018年11月17日 12時) (レス) id: 061be1d3a8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 年齢不詳なのに生まれた年が2017年の設定なんですね (2018年11月16日 23時) (レス) id: 29bc82e604 (このIDを非表示/違反報告)
朧月(プロフ) - かなみさん» 初めまして!ありがとうございます!!これからも楽しんでいただけるように頑張ります(^-^) (2018年5月3日 17時) (レス) id: 270593a483 (このIDを非表示/違反報告)
朧月(プロフ) - ミッテさん» 大好きと言って頂きありがとうございます!そうですね、二人は何でもかんでも組織の人間って考えるのを直すべきですよね笑 (2018年5月3日 17時) (レス) id: 270593a483 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ - 初めまして…このお話大好きです続きを楽しみにしてます。誤解が早く速やかに解けますように(笑) (2018年5月2日 15時) (レス) id: 48cf8ea98d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朧月 | 作者ホームページ:http://fblg.jp/510814/  
作成日時:2018年4月15日 23時

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