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39 自己紹介 ページ41

貴方side

近くのドレス屋さんで清光が悩みに悩んで選んでくれた、ワインレッドで黒い縦ラインが入ったものを着て既に到着していた政府の方々に挨拶をする。


『…お待たせ致しました。初めまして。Aと申します。』


ワインやシャンパンを片手に私に振り返ると、驚いたような顔をして、両脇のみっちゃんと清光を見てからもう一度私を見た。


「これはこれは…A様でいらっしゃいましたか。」


拍子抜けしたような声で私に言う彼。


『何か?』

「いえ、初代とお聞きしていたもので…失礼ながらご高齢かと。」

『なら、婆になって出直しましょうか?』


ギロっと睨む二人に対して、彼らがビクビクしている中「冗談です。」と言うと分かりやすく胸を撫で下ろしていた。


「自己紹介が遅れました。私、時の政府実行責任者の上村と申します。」

「同じく補佐の正田と申します。」

「同じく通信司令本部長の七瀬と申します。」


一人一人握手を交わしている中、七瀬さんだけが女性でこっちも拍子抜けする。

彼らの奥から、何かオーラを感じる男二人が出てきた。


「警察庁長官を務めています。神田と申します。」


いかにも警察官だと思わせるようなスーツの着回しと、態度で一目瞭然だった。


「防衛省で大臣を務めています。渡辺と申します。」


こちらも中々に政治家らしい人で、温厚そうな面差しと凛々しい眉毛が印象的だった。

すると、彼らはみっちゃんと清光をチラチラと見ていた。
そういえば、二人のことを紹介するのを忘れていた。


『ご紹介が遅れました。右から加州清光と燭台切光忠です。』


名を呼べば軽く会釈する二人。
その二人につられて彼らも頭を下げた。


『この二振りは皆様と私の警護を務めます。』

「刀剣男士…ですね?」


興味津々の目で二人を交互に見つめる上村さん。
ふと、神田さんが二人の腰の刀を見やる。


『神田殿、御安心を。私が抜刀の許可を出さない限り、刀を振るう事はありませんので。』


笑顔で彼に言うと、恥ずかしそうに職業柄つい。と言って手元のワインを飲んでいた。


『今回、どうして私をお呼びになったのか存じていますので、どうぞなんなりとご質問を。』

「では、私から。」


手を真っ先に挙げたのは上村さんだった。


「A様の時代、どのように審神者を排出されているかお聞かせ願いたい。」

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朧月(プロフ) - 名無しさん» 当時の私が設定で考えていた事は、この不死ノ少女が続編に行く前は、2017年生まれであっても現在の西暦は伏せていたためそのようにしました。なので、続編では初代がコナンに本当の歳を話して西暦は明らかになっています。 (2018年11月17日 12時) (レス) id: 061be1d3a8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 年齢不詳なのに生まれた年が2017年の設定なんですね (2018年11月16日 23時) (レス) id: 29bc82e604 (このIDを非表示/違反報告)
朧月(プロフ) - かなみさん» 初めまして!ありがとうございます!!これからも楽しんでいただけるように頑張ります(^-^) (2018年5月3日 17時) (レス) id: 270593a483 (このIDを非表示/違反報告)
朧月(プロフ) - ミッテさん» 大好きと言って頂きありがとうございます!そうですね、二人は何でもかんでも組織の人間って考えるのを直すべきですよね笑 (2018年5月3日 17時) (レス) id: 270593a483 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ - 初めまして…このお話大好きです続きを楽しみにしてます。誤解が早く速やかに解けますように(笑) (2018年5月2日 15時) (レス) id: 48cf8ea98d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朧月 | 作者ホームページ:http://fblg.jp/510814/  
作成日時:2018年4月15日 23時

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