Ep.158_勝ち負け�� ページ13
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ﾕﾝｿﾝ「"誰のせいでもない"、そう言うなら俺たちも同じです。Aヒョンのせいじゃない。むしろ、ここまで出来たのはAヒョンのおかげですよ。
俺、なんとなく分かってたんです。Aヒョンはリーダーとか、そういうの苦手だって。Bクラスの時だって、静かに部屋の隅にいる方が好きそうでしたもん。
……ありがとうございます、俺たちを支えてくれて」
A「お礼を言われるようなことはしてないよ。私はただ、みんなと勝てればいいなって、みんなが楽しんでくれればいいなって思っただから」
ﾕﾝｿﾝ「Aヒョンって本当にお人好し。ここまでくると逆に心配です」
ユンソンヒョンがそう笑うと、Aヒョンもつられて笑顔になった。
A「私こそありがとう。負けちゃったけど、みんななら生き残れるって、次のステージに立てるって信じてるよ」
ﾏﾋﾛ「Aヒョンはきっとデビュー圏内でしょうね」
「もしかしたら1位争いかも？」
A「あはは。何言ってるの」
Aヒョンは冗談と受け取ったのかおかしそうに笑った。でも、俺は本気でAヒョンが一番上に立てると、デビューすると思えた。
ｳｿｸ「A、お疲れ様」
A「……ウソクヒョン。お疲れ様です」
立ち上がろうとするAヒョンの頭をウソクヒョンが右手で掴むようにして制した。ぎゃっ、と情けない声を上げながら尻餅をついたAヒョンを満足そうに見ながら、ぽんぽんと頭を優しく触った。
A「ちょっと、いきなりどうしたんですか」
ｳｿｸ「悔しい？」
ウソクヒョンがさらに爆弾発言のように問いかけてきた。その質問に、みんな唖然とした顔を浮かべる。
A「嫌味ですか？ 負けたチームに聞くなんて、」
ｳｿｸ「悔しい？ 悔しくない？」
もう一度聞いてくるウソクヒョンに、Aヒョンはため息をついてから「悔しいに決まってるじゃないですか」と口を尖らせた。
ｳｿｸ「良かった。俺も悔しい」
A「……お互い様ですね」
ウソクヒョンの言葉の真意に気づいたのか、Aヒョンは眉を下げた。
ｳｿｸ「次は負けないから」
A「はい。次も勝ちます。もちろんチームとしてだって」
ウソクヒョンはもう一度優しくAヒョンの頭を撫でてから出口の方へ行った。
A「私たちも戻ろっか」
ウソクヒョンを見送った後、直ぐに立ち上がったAヒョンは俺たちに手を差し伸べながら綺麗な笑顔を見せた。
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もち - 防弾少年団がまだ、( ﾟ∀ ﾟ)ﾊｯ！もしかして防弾少年団は夢主のボス？！ (2020年9月23日 6時) (
レス) id: 593f0591d1 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - よ だ かさん» コメントありがとうございます。展開上沢山だすことは難しいかもしれませんが、ちょくちょく出していきたいなあって思ってます！これからもよろしくお願いいたします(^ ^) (2020年5月30日 16時) (レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
よ だ か(プロフ) - コメント失礼します あんスタキャラがだんだん出て来てくれて嬉しいです!!もしよろしければあんスタキャラとの絡みをもっと見てみたいです! 次の更新も楽しみに待ってます！ (2020年5月29日 17時) (レス) id: c6fcdfc168 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - 零奈さん» コメントありがとうございます！私の作品がきっかけでプエ句を知って頂いたのはとても嬉しいです！更新遅めですがこれからも読んで頂けると嬉しいです！ (2020年5月29日 16時) (レス) id: ce8ce21ff5 (このIDを非表示/違反報告)
零奈(プロフ) - はじめまして、実はこの小説でプエクを知りました…！お陰様で今K-POP沼にどっぷりです笑笑これからも応援しています。 (2020年5月15日 23時) (レス) id: 46a24024b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナル式 | 作成日時：2020年3月25日 21時
