Ep.157_勝ち負け�� ページ12
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(……俺は4位か)
モニターに表示された自分の名前を見つめる。少しだけ緊張が解れて肩の力が抜けた。
(まあ、頑張った方だよな。妥当な順位だ)
確かに一位が取れるなら取りたかったから悔しかった。でもそれ以上にやり切ったという達成感はあった。それに、自分よりもずっと一位が似合う人がいたから。
そう思ってAヒョンの方を見る。Aヒョンは無表情というか、感情が読み取れない表情だった。
「あとはAヒョンですね」
次に３位にソビンヒョン、2位にユンソンヒョンが表示された。
残るはAヒョン。1位がAヒョンなのは想像通りだったので特に驚かなかった。それはみんなも同じで、納得しているような顔で頷いていた。
ﾕﾝｿﾝ「勝てるかどうかはAヒョンにかかってますね……」
A「そう、だね」
Aヒョンは困ったような笑みを浮かべた。
実際、俺たちのは今の時点で「Love Shot」組に負けている。だから、Aヒョンがウソクヒョンよりも数十票は獲得してなければチームとして勝つことができない。
ｿｸﾌｧ「でもAヒョンなら凄く票貰えてるはずですよ！ 勝てます！」
ソクファヒョンの言葉に、今度はただ頷くだけのAヒョン。俺たちに優しい笑みを向けた後、ウソクヒョンの方を見た。
ウソクヒョンがその視線に気付いて2人は目をじっと合わせる。数秒して、Aヒョンは小さく息を吐いてモニターに視線を戻した。2人がどういう気持ちで目を合わせていたのかは、俺には全くわからなかった。それでも、2人の気持ちは通じてる＿＿そんな気がした。
A「……ごめん。負けちゃったね」
勝利した「Love Shot」組に笑顔で手を叩いた後、Aヒョンは深いため息を付いた。私のせいだ、自分を責めるような低い声で目を伏せた。
「でも、Aヒョンは勝ったじゃないですか」
ﾄﾆｰ「ここまで僅差だったのはAヒョンのおかげですよ」
確かに俺たちは負けた。たった7票差。本当に僅差だった。
そしてAヒョンは220票対210票でウソクヒョンに勝った。あのウソクヒョンに10票差を付けたのだ。
A「でも。みんなで勝てなきゃ意味ないよ。私があと7票取れてれば……」
ﾕﾝｿﾝ「……じゃあ、メンバーが1人多かったのに負けたのは俺たちのせいだと思うんですけど？」
A「そんなこと、」
ハッとした顔で顔を上げるAヒョンに、ユンソンヒョンはしたり顔をした。
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もち - 防弾少年団がまだ、( ﾟ∀ ﾟ)ﾊｯ！もしかして防弾少年団は夢主のボス？！ (2020年9月23日 6時) (
レス) id: 593f0591d1 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - よ だ かさん» コメントありがとうございます。展開上沢山だすことは難しいかもしれませんが、ちょくちょく出していきたいなあって思ってます！これからもよろしくお願いいたします(^ ^) (2020年5月30日 16時) (レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
よ だ か(プロフ) - コメント失礼します あんスタキャラがだんだん出て来てくれて嬉しいです!!もしよろしければあんスタキャラとの絡みをもっと見てみたいです! 次の更新も楽しみに待ってます！ (2020年5月29日 17時) (レス) id: c6fcdfc168 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - 零奈さん» コメントありがとうございます！私の作品がきっかけでプエ句を知って頂いたのはとても嬉しいです！更新遅めですがこれからも読んで頂けると嬉しいです！ (2020年5月29日 16時) (レス) id: ce8ce21ff5 (このIDを非表示/違反報告)
零奈(プロフ) - はじめまして、実はこの小説でプエクを知りました…！お陰様で今K-POP沼にどっぷりです笑笑これからも応援しています。 (2020年5月15日 23時) (レス) id: 46a24024b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナル式 | 作成日時：2020年3月25日 21時
